国内 2019.09.01
関西リーグで金星二つ。菅平では、専修が大東に食らいつく。日大、法政撃破。

関西リーグで金星二つ。菅平では、専修が大東に食らいつく。日大、法政撃破。

大学ラグビーで金星相次ぐ。

[ 編集部 ]

 昨季5位の日大は、春から一貫してきたFW戦で、同4位の法政を破った。
「FW、こだわれ!」
 相手の反則でペナルティが告げられるたびに、日大のBKからスクラムを促す声が飛ぶ。スクラム、ラインアウトからのモール、全員ディフェンスは日大のアイデンティティとして定着していた。

「僕たちにとってターゲットのゲームでした」。試合後のPR坂本駿介主将は大きな1勝にそっと安堵の息をつく。途中、スコアが迫った状態で相手の鋭いアタックを浴びる場面もあったが、必死のディフェンスでしのいだ。終わってみれば、一度も相手にリードを与えない完勝だった。
 

昨季5位の日大は、同4位の法大に完勝。スクラムとモールで崩し切った(撮影:矢野寿明)
青学大(黒)は昨年98失点を喫した慶大にチャレンジ。慶大が35-3で完勝。タックルで意地は見せた(撮影:矢野寿明)
先発で3人、交代で4人の1年生を出場させた帝京大。成蹊を圧倒(写真は帝京・本郷泰司/撮影:長尾亜紀)

 関東、関西の大学の試合は、ワールドカップ前の9月15日までにそれぞれ3節を消化。波乱含みのシーズンとなるのか、序盤戦はスリリングな展開が続きそうだ。

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