その他 2019.08.27
防衛のワールドカップは9日キックオフ!

防衛のワールドカップは9日キックオフ!

第3回国際防衛ラグビー競技会、日本で開催

[ 編集部 ]
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 今回のチームは、日本開催とあって強化にも腰が入っている。ヘッドコーチは松尾勝博氏(元日本代表)、FWコーチを東考三氏(元NEC、元自衛官)が務め、昨年10月からすでに実質6回の合宿を積んできた。当初83選手あったスコッドは、7月28日の合宿を終えて最終メンバー34名(FW19名、BK15名)にまで絞られた。

 チームとして極めるのは、スピードとスタミナ、そしてプレーの低さだ。前回の参加で痛感させられた世界のサイズ、パワーに対してこの3つの強みで立ち向かう。後半のしんどい時間帯にも崩れない規律の高さで、相手の反則を引き出すプランも実現させたい。

7月にはヤマハ発動機と合同練習を敢行!(撮影:防衛省)
7月にはヤマハ発動機と合同練習を敢行!(撮影:防衛省)

 注目選手は、FL堀口裕二キャプテンだ。

 自衛隊では、「全自衛隊大会」で国内600名の自衛官ラグビーマンが各チームの誇りをかけて戦う。昭和31年(1956年)以来の歴史を持つ大会で2強とされるのが、伝統チームでもある船岡自衛隊、習志野自衛隊だ。この2チーム以外の選手は34名中4名のみだが、フランカー堀口は、海上自衛隊下総から選出され、キャプテンになった。推薦者は、松尾HCだった。

「目指すラグビーを体現している。彼のメンタリティーはチームの鑑になる」(松尾HC)

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