サンウルブズ後半初戦はハリケーンズと激突 ボスアヤコCTBで先発へ
スーパーラグビーは大会後半戦に入り、2勝6敗で折り返して1週間のブレイクをはさんだ日本チームのサンウルブズは、4月19日に東京・秩父宮ラグビー場で、3年ぶりの優勝を目指すハリケーンズ(ニュージーランド)と対戦する。
サプライズは、本来はFWバックローの選手であるラーボニ・ウォーレンボスアヤコのCTB起用。背番号12を与えるトニー・ブラウン ヘッドコーチは、「昨年、レベルズ戦で徳永(祥尭)がウィングとしてプレーしたように、3列目の選手にバックスでプレーできる選手もいます。シーズン中必要であれば、ラーボニをバックスのポジションでプレーさせるということは想定していました。彼はスキルがありますし、バックスのポジションでもプレーする能力があります。フィジカルの強い相手のCTB勢に対して、彼が入ることでうまく機能することを期待しています」と説明した。
4月の海外遠征では、チームはいいパフォーマンスもあれば悪いパフォーマンスもあったという指揮官。ハリケーンズに勝つためには、「ディフェンスで今シーズン一番いいパフォーマンスを出さなければいけません」と話し、ファンの前でいいラグビーが披露できるよう、しっかりと準備して挑む。
<サンウルブズ (4月19日・ハリケーンズ戦) 試合登録メンバー>
1.パウリアシ・マヌ(日野) 2.ネイサン・ベラ(―) 3.山下裕史(神戸製鋼) 4.マーク・アボット(―) 5.トンプソン ルーク(近鉄) 6.ベン・ガンター(パナソニック) 7.ダン・プライアー(主将/宗像サニックス) 8.ツイ ヘンドリック(サントリー) 9.ジェイミー・ブース(―) 10.ヘイデン・パーカー(神戸製鋼) 11.セミシ・マシレワ(近鉄) 12.ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ(―) 13.ジョシュ・ティム(―) 14.ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタ) 15.山中亮平(神戸製鋼)
〔リザーブ〕
16.坂手淳史(パナソニック) 17.三上正貴(東芝) 18.浅原拓真(東芝) 19.トム・ロウ(―) 20.松橋周平(リコー) 21.田中史朗(キヤノン) 22.ジェイソン・エメリー(宗像サニックス) 23.ヘンリー ジェイミー(トヨタ自動車)