トンプソンが1か月ぶりにサンウルブズ復帰 大会前半最後の豪州ツアーで連勝狙う

ワラターズを倒して今季スーパーラグビー2勝目を挙げた日本チームのサンウルブズは、4月6日にメルボルンのAAMIパークでオーストラリア・カンファレンス首位のレベルズに挑む。この試合が大会前半最後の試合となり、初のプレーオフ進出へ望みをつなげるためにも勝って帰国したい。
ツアーに追加招集され火曜日に合流していたベテランLOのトンプソン ルークがスターティングメンバーに名を連ね、3月2日のチーフス戦以来、約1か月ぶりの出場となる。また、先週のワラターズ戦でサンウルブズデビューを果たしたマーク・アボットは初先発となり、セカンドローでトンプソンとの新鮮なコンビネーションが注目だ。
FW3列ではベン・ガンターが背番号6を取り戻し、ツイ ヘンドリックはNO8に移動する。
BKのスターターは先週と変わらず、パーフェクトのゴールキックで第7節のプレー・オブ・ザ・ウィークに選ばれたSOヘイデン・パーカーの左足に引き続き期待がかかる。ワラターズ戦でハットトリックを決め、パーカー、LOグラント・ハッティング(レベルズ戦はリザーブ)とともに週間ベストフィフティーンに選ばれたWTBセミシ・マシレワも先発する。
トニー・ブラウン ヘッドコーチは、「レベルズはエキサイティングなプレーをしてくると思いますが、今週もチームはいい準備ができました。先週のワラターズ戦の勢いを継続して、いいパフォーマンスを発揮できることでしょう」とコメントした。
<サンウルブズ (4月6日・レベルズ戦) 試合登録メンバー>
1.パウリアシ・マヌ(日野) 2.ジャバ・ブレグバゼ(―) 3.具智元(ホンダ) 4.マーク・アボット(―) 5.トンプソン ルーク(近鉄) 6.ベン・ガンター(パナソニック) 7.ダン・プライアー(主将/宗像サニックス) 8.ツイ ヘンドリック(サントリー) 9.茂野海人(トヨタ自動車) 10.ヘイデン・パーカー(神戸製鋼) 11.セミシ・マシレワ(近鉄) 12.立川理道(クボタ) 13.ジェイソン・エメリー(宗像サニックス) 14.ゲラード・ファンデンヒーファー(クボタ) 15.山中亮平(神戸製鋼)
〔リザーブ〕
16.ネイサン・ベラ(―) 17.三上正貴(東芝) 18.山下裕史(神戸製鋼) 19.ヘル ウヴェ(ヤマハ発動機) 20.グラント・ハッティング(神戸製鋼) 21.ジェイミー・ブース(―) 22.山沢拓也(パナソニック) 23.ジョシュ・ティム(―)