国内
2019.03.04
南ア代表BKルルーのトヨタ入団決定! ホワイト監督はW杯優勝支えた相棒も獲得
トヨタ自動車ヴェルブリッツは3月4日、南アフリカ代表のFB、WTBとして53キャップを持つウィリー・ルルー(29歳)の2019年度入団を発表した。
2018年度に新設されたカップ戦の優勝に続き、悲願のトップリーグ制覇へ向けて大きな戦力獲得であり、ジェイク ホワイト監督は「国際舞台での経験が豊富な選手の加入はチームの推進力になることは間違いない。日本のラグビーにも精通しており、チームへの合流と同時に大活躍してくれることを期待している」とコメントした。
ルルーは2015年から2シーズン、キヤノンイーグルスでプレーしたことがある。現在はイングランドのワスプスに所属しており、2017-2018シーズンには同国最高峰リーグのプレミアシップでドリームチーム(ベストフィフティーン)に選出された。昨年は南ア代表に復帰し、9月に敵地ウェリントンでニュージーランド代表を破った試合でもトライを挙げるなど活躍。今年のワールドカップで12年ぶりの王座奪還を狙う南ア代表“スプリングボックス”の15番の有力候補として期待されている。
ヴェルブリッツは同日、2019年度の新体制も発表。
ホワイトが南ア代表の指揮官だったころに彼をFWコーチとして支え、2007年のワールドカップ優勝に貢献したガート・スマルが入閣し、助監督/FWコーチに新任することが明らかになった。スマルはアイルランド代表のFWコーチも務めたことがあり、ヴェルブリッツに加わる前はウェスタン・プロヴィンス(ストーマーズの母体)のディレクター・オブ・ラグビーだった。