日本代表 2019.02.28
日本代表候補の山中、W杯出場へ「BKの選手はチームメイトでもありライバル」。2015年時との違いは?

日本代表候補の山中、W杯出場へ「BKの選手はチームメイトでもありライバル」。2015年時との違いは?

[ 向 風見也 ]

 自国開催のワールドカップを目指す日本代表にあっても、山中はミニチームという制度を好意的に捉える。キャンプ4週目にはリーチ マイケル主将がプレイヤーズミーティングを実施。エディー・ジョーンズ前ヘッドコーチのもとタフなセッションで鍛えた前回大会時以上に、現体制は選手主導での組織作りをしたいという。

 基本スキルとフィットネス練習を繰り返していたキャンプ序盤、山中は、4年前の準備期間との違いをこう話していた。

「この合宿では基本のスキル、コンディショニングのところを意識。エディーの時はもっとしんどかったというイメージがあります。いまはまだ、ワールドカップまで時間がある。ベースを作るというのが、ジェイミー(・ジョセフ ヘッドコーチ)のやろうとしていることだと思います」

 いまの山中がおもにプレーするFBでは、主力格の松島幸太朗がRWCTSとしてこのキャンプに参加。野口竜司、尾崎晟也といった23歳の2人も途中合流し、競争を激化させている。

「チャンスは今年しかない」とワールドカップ出場を目指す山中も、悔いなき日々を送りたい。

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