海外
2019.01.29
自ら動き、つかんだ糸口。サンウルブズ練習参加の藤田慶和、這い上がる。
参加初日。トレーニングでも積極的に動いた藤田は、練習後に言った。
「この5日間、精一杯やります。素晴らしい機会を与えてもらった。ものにしたいですね」
サンウルブズでプレーしたい。その先にはワールドカップもある。
「(ワールドカップスコッドに入るのは)苦しい状況ですが、目指したい。いま目の前にあることを100パーセントやることが先につながると思っています」
ボールを持ったら何かを起こす。その自分の強みをより高めたい。
「だから、もっとボールタッチを増やせるようにしたい。そこをトップクラスまで持っていければ、(ライバルたちと)戦える」
世界で活躍した経験のある先輩たちに相談をしたとき、いろんなアドバイスをもらった。
「バンジーには、トレーニングや努力(する姿、その結果)はコーチから見てもらえるようにやった方がいいと言われました。ロビーさんは、チームにはこういうスケジュールを予定しているから、それも頭に入れて動いてみれば、と」
何もやらずに後悔するのだけは嫌だ。自分から攻めていくのが信条だ。
この日のトレーニングにはパナソニックのウエアで参加した。仲間の姿を見ながら、「あれ(サンウルブズのウエア)を着たい」。
アタッカースピリットを見せ続ける。
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