国内 2019.01.07

240分出場の献身。地と空の職人、決勝へ

大阪桐蔭 LO稲留将貴が走る、這う、跳ぶ

[ 編集部 ]
240分出場の献身。地と空の職人、決勝へ
準決勝で宙を舞う大阪桐蔭LO稲留。このチームで二人しかいないフル出場選手

 きょう1月7日、第98回全国高校ラグビー大会決勝が、東大阪市・花園ラグビー場で行われる。カードは春の選抜大会決勝と同カード。初優勝を目指す大阪桐蔭は、悲願達成に向けて万全の態勢だ。

 昨年に続きこの決勝の舞台に立ち、勝つことを見据えてきたという大阪桐蔭の覚悟は、今年の選手起用にも表われている。

 準決勝まで、ほとんどのポジションで先発の入れ替えや控え選手の途中投入が積極的に活用されてきた。大会を通じて選手の成長と、複数のセットでのコンビネーション確認を図るための策だ。

 準決勝まで4試合で、フル出場を果たした選手は2名のみ。最後尾の司令塔・FB伴井亮太、そしてLO稲留将貴(いなどめ・しょうき)だ。

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