国内
2019.01.05
2戦連続でリベンジ達成。初の花園ベスト4の流経大柏
決勝トライは後半26分のラインアウトモールから。直前のペナルティ獲得で、相監督はいったんPGを指示した。
スコアは12-14。ショット(PG)が成功すれば、3点追加で15-14と逆転できる。
ここでPR葛西拓斗主将は決断する。
「監督からはショットとありましたが、モールを押せるので選びました。まずラインアウトに関して自信があって、モールは何回も何回も練習してきたので。迷いはなかったです」
相監督は自主性を尊重する指導者だ。
「相さんは最終的には任せてくれます。最後は自分たちで考えます」(CTB土居大吾)
日頃からプレイヤーズミーティングを重ねるなど、主体性も磨いてきた。PG指示に従わずモールを選択して結果を出したことは、相監督の方針に適うものだった。
「トレーニングもゲームも大枠のデザインはしますが、どう色をつけるのかは彼らの判断に委ねています」(相監督)
そして19-14でノーサイド。ドラマに満ちた逆転勝利で創部史上初となるベスト4進出を決め、同時に昨年負けた京都成章に続いて、夏合宿の借りも返した。
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