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2018.10.19
タナ・ウマンガ氏が、立命館を指導。20日のHEAT戦ではトークショーも
中央がウマンガ氏。オールブラックスでのキャップは74、21試合でキャプテンを務めたレジェンド(撮影:Honda HEAT/以下同)
Honda HEATの招待で来日中のスーパーラグビー・ブルースのスタッフ、選手が、10月18日、立命館大学でラグビークリニックを開催した。
10月17日から21日まで滞在しているのは、タナ・ウマンガ ヘッドコーチ、ジミー・トゥポウ選手、スコット・スクラフトン選手、そしてトニー・ハンクス ハイパフォーマンスマネージャー(HPM)の4人。
立命大の中林正一監督、赤井大介コーチは口をそろえて「ウマンガがこの施設に来るなんて!」。元オールブラックス、レジェンドを目の当たりにして感激。選手達も「ゲームの中の人やで!」「HAKA仕切ってる人や!」と終始興奮気味だった。
今回、Honda HEATが彼らを招待したのは、ホーム鈴鹿でのトップリーグ第7節・東芝戦を盛り上げるのがメインの理由。あわせて滞在中は、地域貢献の機会にもしたい、というHEATの意志から、立命館でのクリニック開催となった。
グラウンドに上がりお互いに顔を合わせ、ブルーズ側のトニーHPMから挨拶。そのままウォーミングアップもトニーの仕切りで始まった。緊張していた部員たちの様子を見ると、パスレースで競い合わせて場を盛り上げる。笑顔と声が出始めたところで、ハンドリングの基礎練習に移った。ここからウマンガ、トゥポウ、スクラフトンもスキルの指導を始めた。
学生もスタッフも立命館側、緊張の顔合わせ
LOジミー・トゥポウら、ブルースの選手たちは立命館の練習環境の充実ぶりに驚いていた
その後FWとBKの2グループに分かれセッション。
1グループはトニーとウマンガによるディフェンススキル。タックルの姿勢やフットワークの基本的なことがらを的確に指導していた。
2グループはトゥポウ、スクラフトンによるアタックスキル。コンタクトシチュエーション、オフロードのミニゲームを取り入れた。明るいキャラの選手2名が上手に部員たちを盛り上げ楽しませていた。
全員での写真撮影ののち、部員たちとウマンガとの個別のフォトセッションは10分以上も続いた。帰り道ではトゥポウ、スクラフトンともに「選手たちがとても意欲的で、教えがいがある。楽しい時間だった」とセッションを振り返った。
あす10月20日(土)、三重交通Gスポーツの杜 鈴鹿で開催されるホームゲームイベントでは、選手とウマンガによるラグビークリニックやトークショー、ハーフタイムのバズーカも担当する。
試合イベント詳細は Honda HEAT ホームページへ↓