国内 2018.09.30

日体大に、明大が苦戦。慶大は筑波倒す

日体大に、明大が苦戦。慶大は筑波倒す
明治戦、後半に臨む日体大。左が中野剛通主将(撮影:BBM)
「望んでいるような内容にはならなかった。日体大のアグレッシブなプレーが素晴らしかった」(明大・田中澄憲監督)
慶大 35-24 筑波大(前半28-7)
明大 31-17 日体大(前半24-0)
9月30日、東京・江戸川区陸上競技場で関東大学対抗戦2試合が行われ、慶大、明大が勝利を挙げた。両校は2戦2勝とした。
白熱したのは明大に日体大が挑んだ試合。
昨年大学選手権準優勝の明大と、同対抗戦6位の日体大との対戦は、昨年実績の格差を感じさせない日体大の健闘が目を引いた。
前半は明大が4Tで走るも、日体大は個性豊かな選手たちが特に後半に実力発揮。点差にめげずFWバックファイブのフィジカルの強さと、全体の展開力でしり上がりにペースをつかみ、後半に3トライを挙げた。
最後の20分間は2トライ差まで詰められた状況にあった明大。「チームとしてパニックってはいなかった」と田中監督が明かしたように、落ち着いて対処したが、日体大の覚醒を引き出した感はある。
慶應対筑波は、毎年順位に直結する重要な対戦。前半から、接点、セットプレー、展開の連携などほとんどの面で慶大が優位さを示す展開となった。前半慶大28-7筑波。スコア以上にチーム力の違いが表われた内容で、後半8分の慶大の追加トライ(G成功)で、35-7に。ほぼ勝負は決まった。

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