ワールドカップ 2018.09.26

ラグビーW杯公式ソング歌唱アーティスト いきものがかりの吉岡聖恵に決定!

ラグビーW杯公式ソング歌唱アーティスト いきものがかりの吉岡聖恵に決定!
© 2018 Epic Records Japan
 ラグビーワールドカップの大会オフィシャルソングとして親しまれている『World In Union(ワールド・イン・ユニオン)』。注目の、2019年日本大会の歌唱アーティストは、人気音楽グループ「いきものがかり」の吉岡聖恵さんに決定した。9月26日、ラグビーワールドカップ2019組織委員会が発表した。
 世界三大スポーツイベントと称され、全世界40億もの人々が視聴すると言われるラグビーワールドカップで、吉岡さんの歌声が全世界に鳴り響く。
 『World In Union』は、イギリス出身の作曲家ホルストが1914年〜1916年頃に作曲した、オーケストラのための組曲『惑星』(The Planets)の中の「木星」(Jupiter)の第4主題中間部のメロディをモチーフとし、独自の歌詞が付けられた楽曲。1991年の第2回ラグビーワールドカップで大会テーマソングとして使用されはじめてから、4年に一度、各ワールドカップ開催国の著名なシンガーにより歌い継がれており、今回は吉岡さんが日本のシンガー代表として決定した。
 いきものがかりとしては、「第87回全国高校サッカー選手権大会」応援歌(『心の花を咲かせよう』/2008年)や、「第83回選抜高校野球大会」入場行進曲(『ありがとう』/2011年)、「ロンドンオリンピック2012」NHK放送テーマソング(『風が吹いている』/2012年)への起用など、スポーツイベントとも縁が深い吉岡さんだが、世界三大スポーツイベントのひとつであるラグビーワールドカップのオフィシャルソングとしてグローバルでの起用という、一躍世界規模での大抜擢となった。
 世界三大スポーツイベント(夏季オリンピック・サッカーワールドカップ・ラグビーワールドカップ)での日本人歌手起用は、史上初の快挙。
 今回の起用にあたり吉岡さんは、「皆さんも良く知っているこの曲の壮大なメロディに身も心も委ねて歌いました。普段の自分よりも、身も心も大きくして挑んだので、大変力強くて前向きな曲に仕上がったと思います。開催まで1年を切りましたラグビーワールドカップ2019を、私が歌う『World In Union』で盛り上げていければと思います!」とコメントした。
 この『World In Union』は、10月24日に吉岡聖恵さんがソロヴォーカリストとして初のアルバムとしてリリースするカヴァーアルバム『うたいろ』に収録される他、世界各国での配信リリースも予定されている。
 

<World In Union 歌詞>
There’s a dream, I feel So rare, so real
私には大きな夢がある とても大切なすばらしい夢
All the world in union The world as one
すべて国々が結びついて ひとつの世界になること
Gathering together One mind, one heart
あらゆる人々が手をたずさえ ひとつの思い ひとつの心に
Every creed, every color Once joined, never apart
すべての信条 すべての肌の色が 垣根を越えてひとつに集まる
Searching for the best in me I will find what I can be
自らの可能性を探りながら それぞれの力を発揮していく
If I win, lose or draw there’s a winner in us all
勝っても負けても引き分けても みんなの心に勝者が宿る
It’s the world in union The world as one
世界の国々が互いに結びついて ひとつのゆるぎない世界に
As we climb to reach our destiny A new age has begun
運命をつかもうと努力するなら 新しい時代がひらけていく
We face high mountains Must cross rough seas
険しい山を越えようとも 荒々しい海を渡ろうとも
We must take our place in history and live with dignity
いつか来る輝かしい日のために 誇りを持って進んでいこう
Just to be the best I can sets the goal for every man
持てる力をすべて出しきり ともにゴールを目指すなら
If I win lose or draw It’s a victory for all
勝っても負けても引き分けても みんなが勝利を手にする
It’s the world in union The world as one
世界の国々が互いに結びついて ひとつのゆるぎない世界に
As we climb to reach our destiny A new age has begun
運命をつかもうと努力するなら 新しい時代がひらけていく
It’s the world in union The world as one
世界の国々が互いに結びついて ひとつのゆるぎない世界に
As we climb to reach our destiny A new age has begun
運命をつかもうと努力するなら 新しい時代がひらけていく
【参考:過去大会でのWorld In Union】
https://youtu.be/l_qsy2OHU8M (Rugby World Cup: World In Union)
https://youtu.be/xh91WLNeD8g (World In Union 2011 – Hayley Westenra)
https://youtu.be/wLAzpdodh7Q (World In Union 2007 – Various Artists)

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2015年大会の準決勝後、握手をするNZのリッチー・マコウ(左)と南アフリカのJP・ピーターセン
(Photo: Getty Images)

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