国内 2018.09.09

黒星発進の東芝がリコー下し1勝1敗に 瀬川監督「勝ててほっとしている」

黒星発進の東芝がリコー下し1勝1敗に 瀬川監督「勝ててほっとしている」
試合開始のキックオフでいきなりノックオンした東芝のリーチ マイケル。
「次(のプレー)を考えてしまったから」と反省しきり(撮影:志賀由佳)
 東京・駒沢オリンピック公園陸上競技場で9日、トップリーグ第2節ホワイトカンファレンスのリコーブラックラムズ×東芝ブレイブルーパス戦がおこなわれ、東芝がCTBリチャード・カフイ主将の2トライなどで20−17で競り勝った。両チームともこれで1勝1敗(総勝点5)となった。
 東芝の瀬川智広監督は「前の試合を落として(vs キヤノン ●20−26)、準備の難しさはあった。欲を言えば圧勝したかったが、勝ててほっとしている」とコメント。
 カフイ主将は、「先週はとてもガッカリした。結果だけでなく、自分たちのプレーに対しても」と振り返ったが、この日は自らマン・オブ・ザ・マッチに選ばれる活躍でチームを引っ張り、「今日はアタックがよかった」と評価。それでも、チャンスは作ってもフィニッシュまで持っていくことは少なかったと反省し、「それがサントリーやヤマハ、パナソニックとの差」と語った。
 一方、敗れたリコーの濱野大輔主将は、「アタックで難しいことをしすぎた。ディフェンスもコネクションがうまくいかなかった」と悔しがった。
 次節、東芝は東京・秩父宮ラグビー場で2連勝中のパナソニック ワイルドナイツと対戦する。リコーは福岡に遠征し、レベルファイブスタジアムで今季未勝利のコカ・コーラレッドスパークスとぶつかる。

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リーグ戦通算100試合出場を果たしたリコーのブロードハースト マイケル。
試合後は両チームで記念撮影(撮影:志賀由佳)

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