国内
2018.08.29
神戸製鋼10番はパーカー TL大阪開幕ではトッド&フェルミューレン登場!
写真上段左から嶋田直人(キヤノン)、徳永祥尭(東芝)、木津武士(日野)、ジェイソン・エメリー(サニックス)。下段左からマット・トッド(パナソニック)、ドゥエイン・フェルミューレン(クボタ)、ヘイデン・パーカー(神戸製鋼)、石井魁(NTTコム)。
2018-2019シーズンのジャパンラグビートップリーグは、8月31日、金曜日の夜7時30分に4会場でキックオフとなる。
東京では2試合が予定されており、秩父宮ラグビー場ではホワイトカンファレンスのキヤノンイーグルスと東芝ブレイブルーパスが対戦する。
南ア代表前ヘッドコーチのアリスター・クッツェーが指揮官となったキヤノンは、今季トップ4以上を目標とし、開幕戦では共同主将のFL嶋田直人とHO庭井祐輔がそろって先発する。10番は日本代表の司令塔でもある田村優。2年目のWTB三島藍伴は背番号11を任され、トップリーグデビューとなる。
9季ぶりの王座奪還を目指す東芝は、日本代表主将のFLリーチ マイケルらが先発。スターターのうち9人がテストキャップホルダーで、10番は新加入した元オーストラリア代表のマイク・ハリスが務める。同じくニューフェイスで、セブンズ日本代表でもあるジョネ・ナイカブラには背番号14が与えられた。
町田市立野津田公園陸上競技場では、トップリーグ初昇格の日野レッドドルフィンズが宗像サニックスブルースに挑む(レッドカンファレンス)。
歴史の始まりとなる第1戦で日野をけん引するのは、NECから移籍して2年目の村田毅。今季から新戦力となった日本代表44キャップのHO木津武士もスタメンで、ルーキーのSH橋本法史(東海大出身)とWTB竹澤正祥(日本大出身)も先発起用となった。
上位進出へ向け好発進したい宗像サニックスは、13年目のベテランPR杉浦敬宏が先頭に立つ。日本代表第二次ラグビーワールドカップトレーニングスコッドに入った新加入のLOジェームス・ムーアと、同じくサンウルブズを経てブルースの一員となったCTBジェイソン・エメリーも先発する。これまでバックラインのキーマンだったロビンス ブライスはFL挑戦で6番をつける。
大阪・キンチョウスタジアムでは、インターナショナルプレーヤーを多数抱えるパナソニック ワイルドナイツと、フラン・ルディケ体制3年目のクボタスピアーズが激突する(ホワイトカンファレンス)。
3季ぶりの優勝を目指すパナソニックは、サンウルブズで存在感を示した新加入のPRクレイグ・ミラーが背番号1をつける。クルセイダーズのスーパーラグビー連覇に大きく貢献したニュージーランド代表のFLマット・トッドは、背番号7で初登場だ。
「It’s possible(不可能はない)」というチームスローガンを掲げたクボタは、大注目の南アフリカ代表NO8ドゥエイン・フェルミューレンが先発。南アからの新戦力はほかにもおり、シャークスで主将を務めたLOルアン・ボタ、ブルズの主将だったCTBバーガー・オーデンダールもキックオフから暴れる。
そして、兵庫・神戸総合運動公園ユニバー記念競技場では、レッドカンファレンスの神戸製鋼コベルコスティーラーズとNTTコミュニケーションズシャイニングアークスが対戦する。
神戸製鋼に新加入した世界的ビッグスターのダン・カーターはこの試合の登録メンバーには入らなかった。10番は、サンウルブズで驚異的なゴールキック成功率を記録したヘイデン・パーカーが務め、共同主将に就任したSHアンドリュー・エリスとコンビを組む。他チームから移籍の元日本代表選手、HO有田隆平とWTB児玉健太郎も先発の座をつかんだ。
チームの拠点を千葉県市川市から浦安市に移し、歴史を塗り替えるつもりで今季戦うNTTコムは、東芝から移籍してきた石井魁が11番をつけ、石井魁とともに日本代表第二次ラグビーワールドカップトレーニングスコッドに追加されたCTBシェーン・ゲイツも先発する。東海大出身のルーキー、CTB池田悠希はリザーブに名を連ねた。
第1節の残り4試合は、9月1日(土)におこなわれる。「NECグリーンロケッツ vs 豊田自動織機シャトルズ」と「リコーブラックラムズ vs Honda HEAT」は秩父宮ラグビー場で。「ヤマハ発動機ジュビロ vs コカ・コーラレッドスパークス」と「トヨタ自動車ヴェルブリッツ vs サントリーサンゴリアス」は愛知・豊田スタジアムで開催される。
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