新たなNZ大物が日本へ。ダグのキヤノン入り公式発表！ 「ワクワクしてる」

　かねて噂されていたイズラエル・ダグのキヤノンイーグルス入団が、8月22日に同チームから公式発表された。2011年のワールドカップ優勝メンバーで、ニュージーランド代表“オールブラックス”のFB、WTBとして66キャップを重ねた世界的スターが、2018-2019シーズンのジャパンラグビートップリーグでプレーする。

　オールブラックスやクルセイダーズでチームメイトだったダン・カーター（神戸製鋼）、マット・トッド（パナソニック）らも今季初めて日本ラグビー界参戦で、ニュージーランドのスターたちがトップリーグの舞台で競演することになる。

「キヤノンイーグルスの一員になれることにワクワクしています。プロのラグビー選手として夢を追い続けることができるのは非常に幸運であるといつも感じていますが、海外の文化を経験する機会が得られることにも感謝しています。日本に行き、日本のラグビーを体感できることをこの上なく楽しみにしています」とコメントしたダグ。今季からキヤノンを指揮することになったアリスター・クッツェー ヘッドコーチ（前 南アフリカ代表ヘッドコーチ）はエキサイティングなラグビーを好むため、それを体現するには最高の戦力となる。

　今年はひざの故障や脳しんとうなどによりスーパーラグビー（クルセイダーズ）での出場は少なく、6月のテストマッチでもプレーすることはできなかったが、オールブラックスへの復帰に意欲的で、そのためにも日本ラグビー界での活躍を誓う。

「来年のラグビーワールドカップでオールブラックスの一員として日本に戻ってくることに挑戦する前に、まずは、キヤノンイーグルスのチームメイトに早く溶け込めるようにベストを尽くし、今シーズン、チームのためにポジティブな貢献をすることができれば幸いです」