国内 2018.07.23

夏を制したのは流経大柏! 全国高校7人制ラグビー大会で初優勝!

夏を制したのは流経大柏! 全国高校7人制ラグビー大会で初優勝!
初めて全国大会での優勝を遂げた流経大柏(撮影:高塩隆)
 各都道府県代表など48校が参加し、長野県・菅平高原のサニアパークで開催されてきた「アシックスカップ2018 第5回全国高校7人制ラグビー大会」は、7月23日にカップトーナメント準決勝、決勝などがおこなわれ、流通経済大学付属柏高校(千葉)が初優勝を遂げた。
 
 初日の予選リーグを圧倒的強さで制した流経大柏は、22日におこなわれたカップトーナメント1回戦で茗溪学園(茨城)を38−5で下し、準々決勝では御所実業(奈良)に12−7で勝利。
 そして準決勝では、東福岡(福岡)の3連覇を阻んだ桐蔭学園(神奈川)と対戦し、26−21で競り勝った。
 相手に先制を許した流経大柏だったが、諸井琉哉と家村健太の連続トライで逆転。12−7で迎えた後半早々には當眞慶の好走で加点し、その後5点差に詰められたが、後半6分、永山大地が自陣深くから抜けて約95メートルを走り切り、関東勢対決を制した。
 初進出の決勝では、3年ぶりの優勝を目指した東海大学付属大阪仰星(大阪)と対戦し、17−5で勝利。
 前半1分すぎにエースの永山が自陣22メートルラインから軽快なフットワークで抜け先制すると、前半終了前には當眞が追加点。
 追う東海大大阪仰星は後半5分、自陣深くからのチームアタックを谷口宜顕がフィニッシュし5点差に詰めたが、流経大柏は試合終了間際、俊敏な諸井がタックラーを次々と外してゴールに持ち込み、歓喜となった。
 なお、カップトーナメントMVPには、キャプテンとしても流経大柏をけん引した永山大地が選ばれた。
▽カップトーナメント(予選リーグ1位チーム参加)1回戦
・國學院栃木(栃木) 33−14 京都工学院(京都)
・深谷(埼玉) 21−12 報徳学園(兵庫)
・東海大福岡(福岡) 33−7 新田(愛媛)
・東海大大阪仰星(大阪) 47−7 八幡工業(滋賀) 
・御所実業(奈良) 35−5 秋田中央(秋田)
・流経大柏(千葉) 38−5 茗溪学園(茨城)
・東福岡(福岡) 35−17 佐賀工業(佐賀)
・桐蔭学園(神奈川) 31−10 尾道(広島)
▽カップトーナメント準々決勝
・國學院栃木 21−12 深谷
・東海大大阪仰星 33−7 東海大福岡
・流経大柏 12−7 御所実業
・桐蔭学園 38−19 東福岡
▽カップトーナメント準決勝
・東海大大阪仰星 40−7 國學院栃木
・流経大柏 26−21 桐蔭学園
▽カップトーナメント決勝
・流経大柏 17−5 東海大大阪仰星
※ 予選リーグ、プレート・ボウル各トーナメントを含む全記録は日本ラグビー協会公式サイトでご確認ください。

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