海外 2018.02.22

豪州の名門ブランビーズ 病から復活のリアリイファノがサンウルブズ戦先発

豪州の名門ブランビーズ 病から復活のリアリイファノがサンウルブズ戦先発
ブランビーズの主将を務めるクリスチャン・リアリイファノ(Photo: Getty Images)
 2018年のスーパーラグビー開幕を東京で迎え、2月24日に秩父宮ラグビー場でサンウルブズと今季第1戦をおこなうブランビーズが、試合登録メンバーを発表した。
 昨年のレギュラーシーズンは6勝9敗と負け越したブランビーズだが、国内のライバルチームも成績不振だったためオーストラリア・カンファレンスを制しプレーオフに進んだ。優勝2回、準優勝4回を誇る名門だ。
 リフレッシュ休養のため昨年のスーパーラグビーには参加しなかったFL/NO8デイヴィッド・ポーコックは、日本で所属するパナソニック ワイルドナイツの2017年度シーズンが終わったあと膝の手術を受け、戦列復帰は3月下旬以降とみられており、今週末のサンウルブズ戦には出場しない。
 代役となるのは、セブンズ代表としてリオ五輪にも出場したトム・キューザックだ。
 白血病を克服して復活したクリスチャン・リアリイファノは、昨年8月下旬から5か月の短期契約でアルスター(アイルランド)に加わり、今年1月中旬まで欧州ラグビーでプレー。状態も良く、サンウルブズ戦では10番をつける。LOサム・カーターとの共同主将も務め、チームの期待は大きい。
 セットピースは安定しており、スーパーラグビー通算150試合出場まであと5つのPRベン・アレグザンダーがスクラムの中心となる。身長208センチのオーストラリア代表LOロリー・アーノルドはベンチスタートとなるが、同身長で体重は127キロと大きい双子のリッチー・アーノルドが先発で、ラインアウトでは脅威となりそうだ。
 バックラインには、CTBテヴィタ・クリンドラニ、WTBヘンリー・スペイトといったオーストラリア代表のパワフルランナーが先発メンバーに名を連ねた。
<ブランビーズ (2月24日・サンウルブズ戦) 試合登録メンバー>
1.Ben ALEXANDER  2.Josh MANN-REA  3.Allan ALAALATOA  4.Richie ARNOLD  5.Sam CARTER  6.Rob VALETINI  7.Tom CUSACK  8.Isi NAISARANI  9.Joe POWELL  10.Christian LEALIIFANO  11.Chance PENI  12.Kyle GODWIN  13.Tevita KURIDRANI  14.Henry SPEIGHT  15.Tom BANKS
〔リザーブ〕
16.Robbie ABEL  17.Faalelei SIONE  18.Leslie LEULUAIALII-MAKIN  19.Rory ARNOLD  20.Lachlan MCCAFFREY  21.Matt LUCAS  22.Wharenui HAWERA  23.Lausii TALIAULI

PICK UP