国内 2017.11.25

トップチャレンジリーグ ホンダが日野との全勝対決制し1位で最終ステージへ

トップチャレンジリーグ ホンダが日野との全勝対決制し1位で最終ステージへ
ホンダは8トライを奪って日野自動車を下した(撮影:松本かおり)
 日本最高峰リーグへの昇格を争う「2017 ジャパンラグビー トップチャレンジリーグ」は、11月25日にファーストステージ最終節の2試合がおこなわれ、Honda HEAT(ホンダ)が日野自動車レッドドルフィンズとの全勝対決を54−22で制し、1位でのセカンドステージ進出を決めた。
 フランスに遠征している日本代表のPR具智元とWTBレメキ ロマノ ラヴァを欠くホンダだが、外国出身選手の活躍が目立ち、特に、来年の南アフリカ代表入りが期待されるLOのRG・スナイマン(写真中央)はレベルの違いを見せつけ、レベルズでスーパーラグビー経験があるSOジャック・デブレチェニもスピードある走りとプレーメイクで勝利に貢献した。
 日野自動車は怪我人続出で、2日前に試合メンバーとして発表されていたCTB林泰基、FBギリース・カカは出場できず。ベテランのFL佐々木隆道も負傷中で欠いており、ゲームキャプテンを務めたHO崩光瑠も前半に怪我をして後半はプレーしなかった。
 自動昇格がかかるセカンドステージAグループには、すでに4強入りを決めていた三菱重工相模原ダイナボアーズと九州電力キューデンヴォルテクスも参戦する。
 ファーストステージの順位に応じてセカンドステージへのアドバンテージポイントが付与されることになっており、1位だったホンダには3点、2位の日野自動車には2点、3位の三菱重工相模原には1点が与えられ、4位通過の九州電力にはアドバンテージポイントはない。
 ちなみに、各試合の勝点は、勝ち=4点、引き分け=2点、負け=0点。ボーナスポイントとして、7点差以内の負けなら1点、勝敗に関係なく3トライ差以上獲得したチームに1点が追加される。
 セカンドステージAグループの総当たりが全試合終了時点で、勝点が最も多かったチーム(アドバンテージポイントを含む)が優勝となり、来季トップリーグへの自動昇格が決まる。
 2位〜4位チームは今季トップリーグ下位チーム(13位〜15位)との入替戦にまわる。
 トップリーグ最下位(16位)のチームは自動降格。
 また、ファーストステージで5位〜8位になったチーム(5位:釜石シーウェイブス、6位:マツダブルーズーマーズ、7位:中国電力レッドレグリオンズ、8位:中部電力/Aグループ同様にアドバンテージポイントが付与される)はセカンドステージBグループで最終順位を競い、最下位のチームは地域リーグへ自動降格となる。
 同7位のチームは、3地域チャレンジ(トップイーストDiv1、トップウェストA、トップキュウシュウAの各1位チームによる総当たり戦/イースト=栗田工業ウォーターガッシュ または 横河武蔵野アトラスターズ、ウェスト=大阪府警察、キュウシュウ=JR九州サンダース)で2位になったチームと入替戦をおこなう。
 3地域チャレンジ1位は来季トップチャレンジリーグへ自動昇格となる。
 最終順位、そして自動昇格、自動降格がかかるトップチャレンジリーグのセカンドステージは12月9日・10日から始まり、12月23日・24日が最終節となる。

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