国内 2017.07.17

網走でサントリー×NTTコム。世界的スターのギタウも途中出場。

網走でサントリー×NTTコム。世界的スターのギタウも途中出場。
トップリーグ開幕まで1か月。網走で練習試合をおこなったサントリーとNTTコム(撮影:多羅正崇)
 サンウルブズ今季2勝目の興奮冷めやらぬなか、北海道・網走地方では、毎年恒例となっているトップリーグ各チームの北海道合宿がスタート。8月18日開幕の新シーズンへ向けた準備が進んでいる。
 7月16日、大雨に見舞われた網走トレーニングフィールドでは、昨季王者のサントリーサンゴリアスと、昨季5位のNTTコミュニケーションズ シャイニングアークスが練習試合で相まみえ、4トライを挙げたサントリーが22−12で接戦を制した。
 前半5分、敵陣ラインアウトモールから連続攻撃を重ねたサントリーは、CTB竹下祥平が右中間でゴールラインを割り、7−0と先制。
 対するNTTコムは前半18分、FL鶴谷昌隆がラック付近を突破してビッグゲイン。最後はサポートしていたCTBブラッキン・カラウリアヘンリーにつなげて、7−5と反撃する。
 
 その後、両者1トライずつを加えて、12−12で迎えた後半7分。
 一進一退の攻防のさなかに存在感を放ったのは、同志社大学からサントリーに新加入のWTB松井千士。モールで前進したのち、右サイドでボールを受け取ったWTB松井は、グラウンドに大きなS字を描いて右隅にグラウンディング。
 WTB松井の独走トライで17−12とリードを奪ったサントリーは、後半24分にも1トライを追加。22−12で激しい雨中戦を制した。
 またこの日、オーストラリア代表103キャップの世界的スターで、今季トゥーロン(フランス)からサントリーに新加入したSO/CTBマット・ギタウが、後半途中から出場。同じく途中出場のSO小野晃征と共にバックラインを形成した。
(文:多羅正崇)

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サントリーに新加入のマット・ギタウ(撮影:多羅正崇)

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