ワールドカップ 2017.04.27

ラグビーW杯&東京五輪・パラリンピック成功へ! 両組織委員会が協定締結

ラグビーW杯&東京五輪・パラリンピック成功へ! 両組織委員会が協定締結
 ラグビーワールドカップ2019組織委員会は4月26日、2020年に開催を控える東京オリンピック・パラリンピックの組織委員会と、両大会の成功に向けての協力と連携に関する協定を締結した。
 
 それぞれの資源を活用し、運営準備や機運醸成等の本大会に向けた取り組みを進め、さらにその成果を開催国の日本全体に還元していくという。同一国で開催されるラグビーワールドカップとオリンピック・パラリンピックの組織委員会の協定は、過去に前例のない取り組みとなる。
 両者は以下の5項目について、それぞれの担当部署を通じて相互に連携・協力を図る。
(1) 大会における競技運営、警備および輸送等に関する連携
(2) 大会におけるボランティアに関する連携
(3) 大会におけるアンチ・ドーピングに関する連携
(4) 大会における開催会場設備・施設整備に関する連携
(5) その他大会の準備および運営における必要な事項
 ラグビーワールドカップを主催するワールドラグビー(国際統括団体)のビル・ボーモント会長は、「スポーツおよび文化の2大イベントの準備をさらに推進する、この画期的な協定を歓迎します。本協定により、テクノロジー、会場、セキュリティー、ボランティアのトレーニング等、さまざまな分野において、両大会の開催から多くの相乗効果が得られるでしょう。ラグビーというスポーツにおいて、成功の土台になるものは、強いビジョンや価値観の共有、そしてチームワークです。この協定は、ラグビーワールドカップ、オリンピック大会、そして日本の皆さんにとってきっと素晴らしいものとなるはずです」とコメント。
 第32回オリンピック競技大会(2020/東京)調整委員会のジョン・コーツ委員長は、「今、スポーツ界の注目は、ラグビーワールドカップ2019および2020年のオリンピック開催地となる東京、そして日本に向けられています。両大会の開催が日本に多くの機会と恩恵をもたらすのみならず、両組織委員会が連携・協力し合うことで、数年間にわたる準備の過程において、ボランティアのトレーニング等、さまざまな相乗効果を得られることでしょう」と述べた。

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