その他
2016.08.26
雑誌写真記者会賞最優秀賞はあの一枚! 同写真展9月1日まで開催中。
世界のファンを驚嘆させた瞬間。早浪カメラマン渾身の一枚。
カーン・ヘスケスがインゴールに飛び込んだとき、世界中で何人の人たちが飛び上がったか。そして、その瞬間をとらえた写真は多くの人々の心をつかんだ。
7月28日、東京・神田の山の上ホテルにて「第36回日本雑誌写真記者会賞」の最終選考会・授賞式が行われた。最優秀賞に選ばれたのはベースボール・マガジン社の早浪章弘カメラマンが撮影した2015年開催、ラグビー ワールドカップの1枚「世界よ、見たか!南アフリカ撃破」だった。世界を驚かせた逆転トライのあのシーンをとらえた一枚だ。
「逆サイドでのトライが続いていたので、こちらに来いと念じていました。この仕事をして32年、読み通りに来たのは初めてのことです。カメラマンでよかったと感じた瞬間でもありました」
早浪カメラマンは歴史的瞬間をそう回想する。その瞬間、自身も興奮していた。
なお、この雑誌写真記者会賞の写真展が8月26日〜9月1日まで、東京都港区の富士フイルムフォトサロン東京で開かれる。開館は午前10時〜19時(最終日は16時まで)。カーンの一枚をはじめ、心に訴えかけてくる数々の写真をご覧ください。