海外 2016.06.29

初V狙うライオンズに暗雲 ホワイトリー主将が負傷でSR残り試合絶望的

初V狙うライオンズに暗雲 ホワイトリー主将が負傷でSR残り試合絶望的
ヘッドキャップをかぶっているのがホワイトリー主将で、左隣が主将代行を務めるクリエル
(Photo: Getty Images)
 悲願のスーパーラグビー初優勝をめざし、現在、南アフリカグループで首位を走り、キャッツ時代に4強入りした2001年大会以来となる15年ぶりのプレーオフ進出に近づいているライオンズだが、主将のワーレン・ホワイトリーが負傷し、今季残り試合の出場は絶望的となった。
 ライオンズによれば、南アフリカ代表に選出されたバックローワーのホワイトリーは、今月25日にポートエリザベスでおこなわれたアイルランド代表との第3戦にNO8として先発出場し、右肩を負傷。検査の結果、肩鎖関節の怪我が明らかとなり、手術はまだ必要とされていないが、全治6週間とみられている。
 ライオンズがプレーオフスポットを確保し、ノックアウトステージで勝ち上がったとしても、決勝は8月6日のため、今大会中のホワイトリーの戦列復帰は難しいと思われる。
 ライオンズは3年前に屈辱の降格を経験したが、見事に復活。今季残りのレギュラーシーズンは、シャークス、キングズ、ジャガーズと対戦することになっており、そのうち2勝すれば、プレーオフ進出は確実となる。
 ホワイトリーに代わる主将は、同じくリーダーシップに優れる南ア代表のFLヤコ・クリエルが務める予定。

PICK UP