国内
2016.06.03
近鉄に元豪州代表2人が加入! 南ア代表CTBデアリエンディは退団
サンウルブズ戦でリアン・フィルヨーンにタックルするレッズのアンソニー・ファインガ
(Photo: Getty Images)
ジャパンラグビートップリーグの近鉄ライナーズは3日、2016年度の追加新入団選手3名を発表。スーパーラグビーのレッズでプレーしている元オーストラリア代表のCTBアンソニー・ファインガ(29歳)とCTB/WTBクリス・フェアウアイ サウティア(22歳)、さらに、U20南アフリカ代表の経歴を持つFL/NO8ジーン・クック(24歳)の加入が明らかになった。
ファインガは2011年ワールドカップを含め、オーストラリア代表として23試合に出場してきた経験豊かなミッドフィルダー。レッズの中心選手のひとりとして、2011年のスーパーラグビー優勝にも貢献した。自身にとっては今回が初の海外挑戦で、「これまで素晴らしいオーストラリアの選手がプレーしている日本の近鉄ライナーズでプレーできることを心待ちにしております。大阪は日本でも美しい場所の一つで、大阪の人々は日本で一番フレンドリーだと聞いております。 私にとって素晴らしいチャレンジになります。早く日本でプレーを始めて、文化に慣れ、一生懸命頑張りたいと思います」とコメントした。
フェアウアイ サウティアは当時19歳だった2013年にオーストラリア代表デビューを果たし、2キャップを持つ。その後、怪我に苦しんだが、今季スーパーラグビーでは背番号14を確保し、サンウルブズ戦でもパワフルな走りを披露していた。
南ア人のクックはブルズとチーターズでスーパーラグビー出場経験があり、昨季はプロ12(アイルランド、ウェールズ、スコットランド、イタリアの合同プロクラブリーグ)に属するイタリアチームのゼブレでプレー。次は日本で挑戦することを決め、「近鉄ライナーズは、昨シーズン南アフリカのトップ選手が入団したことから母国でも有名なクラブです。伝統あるクラブの勝利に貢献できるようベストを尽くします」と意気込みを語った。
なお、昨季ライナーズに加入して世界最高レベルのプレーを見せた南アフリカ代表(ストーマーズ)のCTBダミアン・デアリエンディは、退団することが発表された。