海外
2016.04.15
トップリーガーがニュージーランドクラブラグビーで奮闘中
バーシティ対モーリンズビル戦後。左から大石力也(NEC)、上田竜太郎(NTTコム)、
浪岡祐貴(豊田自動織機)、鶴谷昌隆(NTTコム)、辻直幸(近鉄)
ニュージーランド・ワイカトクラブリーグで多くのトップリーグプレイヤーが奮闘している。今シーズンは、NTTコミュニケーションズ、豊田自動織機、近鉄、NECとNTTドコモの選手がワイカトラグビー協会のプログラム、神戸製鋼の選手が提携先のチーフスのプログラムに参加し、ワイカトクラブリーグに参戦している。
昨シーズン、NECのSH茂野海人がオークランドのクラブラグビーでの活躍が認められ、地区代表(ITMカップ=今年からMitre10カップ)に選出。その後、決勝にレギュラーとして出場し、今シーズンはサンウルヴズで活躍している。サンウルヴズの誕生のおかげでトップリーグ選手がスーパーラグビーでプレイできるチャンスが大きく広がっている。
今シーズンもワイカトの他、オークランド、ウェリントン、オタゴ各地区でも多くのトップリーグの選手がクラブラグビーに参戦している。クラブラグビーから地区代表、そしてスーパーラグビーから日本代表へ。ニュージーランドクラブラグビーでのトップリーグ勢の活躍に期待したい。
(文・撮影/西尾建)
ラインアウトでのLO鶴谷とPR上田(左17番)、PR浪岡(右17番)
昨年のワイカトクラブラグビー覇者マリストクラブに所属する
近鉄のBK南藤辰馬(ボール保持者)とLO山口浩平(右から2人目)
ハミルトンオールドボーイズ所属のSO/CTB小倉順平(NTTコム)