韓国7人制代表監督に外国人就任　香港セブンズ出場へ

アジアでの指導歴は長いジョン・ウォルターズ氏（写真左／Photo: Getty Images）

　4月8日〜10日におこなわれる「HSBC ワールドラグビー セブンズシリーズ 2016 香港セブンズ」に公式招待された韓国男子7人制代表の2016年スコッドが発表された。

　指揮官は、採用を公募していた外国人指導者として、ジョン・ウォルターズ氏が就任した。

　ウォルターズ氏は1972年2月ニュージーランド生まれの44歳。選手時代はアウトサイドセンターとしてプレーし、1993年にU21ニュージーランド代表に選ばれ、以降はワイカト地方代表として26試合に出場。2001-2002年はチーフスのディベロップメントに入っていた。引退後、2004年からワイカトで指導者の道を歩み、2007-2008年に香港代表監督としてアジア五カ国対抗戦を指揮した。2012-2013年はベイ・オブ・プレンティの7人制ヘッドコーチ。2013-2014年はワイカト代表ヘッドコーチを歴任。2014年は日本のNTTドコモレッドハリケーンズ、昨年は帝京大でBKスポットコーチを務めるなど、アジアや日本ラグビーにも理解がある。

　選手は18人が3月3日の選抜戦を経て選ばれ、チームは今週から練習を開始する。

※ 名前のあと（所属、15人制ポジション、14A=14年アジア大会代表、15A3＝15アジア3カ国対抗15人制代表、H＝15年香港セブンズ、C＝15年アジアセブンズシリーズ/中国大会/9月5日、T＝同タイ大会/9月26日、S=同スリランカ大会/10月10日各代表、15RIOA＝15年11月リオ五輪アジア最終予選）

・韓建圭（ハン・コンギュ 、韓国電力、FL/NO8、14A）

・黄仁朝/ファン・インジョ、韓国電力、FL/NO8、15A3）

・チャン・ソンギュン（ポスコ建設）

・張成民（チャン・ソンミン、尚武/軍体育部隊-高麗大。16年秋除隊、WTB/FB、15A3、C、T、S、15RIOA）

・アンドレ（韓国協会、WTB、15A3、C、S）

・金ジンヒョク（高麗大）

・金南郁（キム・ナンウク、韓国電力、CTB、14A、15A3、C、T）

・金ヒョンス（韓国電力、FL、14A、15A3）

・イム・サンジン（慶煕大）

・チャン・ヨンフン（延世大、WTB、15A3）

・李ビョンジュン（現代グロービス、C、T、S）

・李ソンベ（韓国電力）

・金原用（キム・ウォンヨン、ポスコ建設、元日野自動車、SO/CTB）

・呉潤衡（オ・ユンヒョン、韓国電力、SO、14A、15A3、C、T）

・イム・ドンゴン（尚武、T、S、15RIOA）

・ナム・ヨンス（現代グロービス）

・ハン・ドンフン（慶煕大、15RIOA）

・金洸民（キム・グァンミン、韓国電力、WTB、14A、15A3、C、T、15RIOA）

※ グァン＝サンズイに光

（文：見明亨徳）