海外 2016.02.28

レッズの五郎丸がデビュー戦で初得点! 2年目挑戦のツイも奮闘

レッズの五郎丸がデビュー戦で初得点! 2年目挑戦のツイも奮闘
ザック・ギルフォードにタックルする五郎丸歩(写真左/Photo: Getty Images)
 日本ラグビー界のスターである五郎丸歩が、2月27日にスーパーラグビーデビューを果たした。レッズ(オーストラリア)の新戦力となり、シドニーでおこなわれたワラターズ戦に前半途中から出場。試合は10-30で敗れたものの、レッズ最初のスコアラーとなったのは五郎丸で、PGとコンバージョンキック合わせて5点を記録した。
 ベンチスタートだった五郎丸だが、先発のCTBヘンリー・タエフが負傷して前半26分に退いたため、代わってフィールドへ。背番号15をつけたカーマイケル・ハントがポジションを移動し、五郎丸はFBとしてプレーした。
 44分(後半4分)に最初のショットチャンスが訪れ、キッカーを任された五郎丸は敵陣10メートルライン付近中央でのPGを難なく成功。49分にほぼ同じ位置からのショットは右に外したものの、59分に味方のSOジェイク・マッキンタイヤーがトライを挙げたあと、コンバージョンを確実に決めて得点を重ねた。
 パスをカットされたシーンなどもあったが、勢いよく駆け上がってきた相手WTBザック・ギルフォードに対して果敢にタックルし、攻めては強気のランもあり、攻守に積極的だった。
 レッズには同じ日本代表選手であるFLツイ ヘンドリックもおり、昨年大会でデビューして2年目の挑戦となるツイは6番で先発出場。70分以上、ハングリーにフィールドを駆け回り、突進してきたワラターズの大型LOウィル・スケルトンに絡んでボールを奪い返したり、力強いボールキャリーでビッグゲインするなど、奮闘が目立った。
 両チームともミスの多い試合だったが、ワラターズはレッズより3トライ以上多い4トライを挙げて、ボーナスポイントも手にしている。

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カートリー・ビールを必死に追うツイ ヘンドリック(写真中央右の赤ジャージー)
(Photo: Getty Images)

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