海外 2016.01.27

PR畠山健介がニューカッスル入り! 英最高峰のプレミアシップ挑戦へ

PR畠山健介がニューカッスル入り! 英最高峰のプレミアシップ挑戦へ
日本が誇るタイトヘッドPR畠山が海を渡り、ラグビーの母国で挑む(撮影:松本かおり)
 サントリーサンゴリアスに所属する日本代表PRの畠山健介(30歳)が、イングランド最高峰リーグのプレミアシップに属するニューカッスル・ファルコンズに加入することが決まった。27日、両クラブが公式発表。
 今年2月から4月まで(予定)の期限付き移籍になる。
 昨年のワールドカップで歴史的大金星を獲得した南アフリカ代表戦を含む全4試合に出場した畠山は、日本代表PRとして歴代最多の72キャップを持つ。ファルコンズ加入について、「プレミアシップ挑戦という、すばらしい機会をいただけたことをとてもうれしく思っています。 ニューカッスル・ファルコンズでの挑戦は、自分にとってすばらしい経験になり、また自分のラグビーを向上させる良い機会になると思うので、今からとても楽しみにしています」とコメントした。
 また、サントリーサンゴリアスは「畠山選手のプレミアシップ挑戦を非常にうれしく思います。 彼の挑戦が本人のみならず、サンゴリアスそして日本ラグビーの発展に繋がるものと信じております。来シーズン、また2019年日本ワールドカップに向け素晴らしい経験になることを期待して応援したいと思います」とエールを送った。
 プレミアシップでは、かつてサラセンズでプレーしたSO岩渕健輔(日本代表GM)が2000年にプレミアシップデビューを果たしており、出場すれば日本人選手として2人目の快挙となる。また、同じく日本代表のNO8アマナキ・レレィ・マフィ(NTTコミュニケーションズシャイニングアークス)も今年2月からプレミアシップのバースに期限付きで加入することが決まっており、3月18日に予定されているバース対ニューカッスル戦でマフィと畠山が対決する可能性もある。
 ニューカッスル・ファルコンズは1877年に創立され、キングストン・パークを本拠地とする。1997-98シーズンにプレミアシップ初優勝を遂げたが、今季は現在、1勝1分7敗で最下位(12位)に低迷している。
 同チームには、サンゴリアスで畠山のチームメイトだった元アメリカ代表のFLトッド・クレバーや、NECグリーンロケッツに所属していたトンガ代表のFLニリ・ラトゥ、NTTコムにいたサモア代表のWTBアレサナ・トゥイランギなどがおり、畠山にとっては心強い。チームは畠山のスクラム力を高く評価しており、負傷しているPRジョン・ウェルシュ(ワールドカップ2015スコットランド代表)の代役として期待している。

PICK UP