国内 2015.12.12

ヤマハ、トヨタ、神戸製鋼の8強入り確定! パナソニックは東芝と引き分け

ヤマハ、トヨタ、神戸製鋼の8強入り確定! パナソニックは東芝と引き分け
 ジャパンラグビートップリーグは12日、第5節の7試合が東京・秩父宮ラグビー場などでおこなわれ、3連覇をめざすパナソニックは東芝と17-17で引き分け、連勝は止まった。しかし、4勝1分で勝点を22に伸ばし、グループAの首位をキープしている。
 パナソニックは10-10で迎えた後半21分にドライビングモールでゴールに迫り、相手の反則でペナルティトライを得て勝ち越したものの、終盤の37分に東芝のFL山本紘史がインゴールに突っ込んでTMO判定でトライが認められ、難しい角度のコンバージョンをSOフランソワ・ステインが決めて同点となった。
 東芝は3勝1分1敗となって勝点を17とし、現在3位。
 同会場でおこなわれたグループAのもう1試合は、サントリーがNTTコミュニケーションズから5トライを奪って38-5で快勝し、勝点16(3勝2敗)となってLIXIL CUP(グループA・Bの1〜4位計8チームによる順位決定トーナメント)進出圏内の4位に浮上している。前節終了時に同組2位だったNTTコムは勝点16のままで、得失点差により5位に後退した。
 混戦模様のグループAでは、近鉄がリコーを40-22で下して3連勝(4勝1敗)。4トライ以上によるボーナスポイントも上乗せして勝点19となり、2位に浮上した。
 クボタはHondaに17-12で逆転勝ちし、今季初白星(勝点4)。しかし残り2戦でフルポイントを獲得してもグループAの6位以下が確定し、Honda(勝点5)、リコー(勝点2)と同じくLIXIL CUP進出の可能性はなくなった。
 グループBでは、トップに立つヤマハ発動機がNTTドコモに41-20と逆転勝ちし、5勝0敗(勝点24)となった。1敗で追うトヨタ自動車はNECを34-3と圧倒して勝点21、神戸製鋼もコカ・コーラを47-24で退け勝点20となり、グループBの4位以内が確定したヤマハ、トヨタ、神戸製鋼はLIXIL CUP進出が決まった。
 同組で現在4位のキヤノン(3勝1敗、勝点16)は明日13日の豊田自動織機戦に勝てば、LIXIL CUPトーナメントへの出場権を手にできる。
 南アフリカからLOエベン・エツベス、SOハンドレ・ポラード、CTBジェシー・クリエルといった世界的スター3人を獲得して注目されたNTTドコモだが、2勝3敗(勝点8)と苦しくなり、明日のキヤノンの結果次第ではベスト8入り(LIXIL CUP進出)の可能性はなくなる。

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