エディーの後釜にロビー・フレック！　ストーマーズの暫定ヘッドコーチ就任

ストーマーズを指揮することになったロビー・フレック氏（Photo: Getty Images）

　日本代表で大仕事を終えた名将のエディー・ジョーンズ氏が次の新天地となるはずだったケープタウン（南アフリカ）に腰を落ち着かせることなくイングランド代表のヘッドコーチに就任したため、指揮官不在となっていたストーマーズだが、2010年から同チームのアシスタントコーチを務めてきたロビー・フレック氏を暫定的なヘッドコーチに任命し、来季のスーパーラグビーを戦うことに決めた。

　南アフリカ代表CTBとして31キャップを獲得したフレック氏は、ストーマーズのOBでもあり、現在40歳。アリスター・クッツェー ヘッドコーチ（現 神戸製鋼）を6年間支えて今年のスーパーラグビーでは3季ぶり3回目の南ア・カンファレンス優勝を遂げ（プレーオフ敗退）、ウェスタン・プロヴィンス協会の21歳以下代表ヘッドコーチも務めて南アのU21チャンピオンに導いた手腕も評価された。

　ストーマーズの上層部は来年のスーパーラグビー終了後にコーチングポジションを見直す予定だが、フレック暫定ヘッドコーチにとっては、肩書から余分なものを取り除いて昇進するチャンスである。