国内 2015.12.06

イーストは三菱重工相模原が1位通過 大阪府警察は初のトップリーグ入替戦へ

イーストは三菱重工相模原が1位通過 大阪府警察は初のトップリーグ入替戦へ
9季ぶりのトップリーグ再昇格をめざす三菱重工相模原がまずはイースト制覇
(撮影:松本かおり)
 ジャパンラグビートップリーグの下部大会にあたる地域リーグ(トップイーストDiv.1、トップウェストA)の、上位チームの最終戦が12月5日におこなわれ、イーストでは三菱重工相模原ダイナボアーズが3連覇、ウェストでは大阪府警察が関西社会人Aリーグ時代から数えて32年ぶりの優勝を遂げた。
 三菱重工相模原は東京・秩父宮ラグビー場でおこなわれた釜石シーウェイブスとの全勝対決を58-7で制し、地域リーグ(イーストDiv.1、ウェストA、キュウシュウA)の1位チームなどが集うトップチャレンジ1への進出が決定。今季は自動昇格システムはなく、トップチャレンジ1で順位を争ったあと入替戦にも挑んで、9季ぶりのトップリーグ復帰をめざす。
 一方、2位の釜石にもトップリーグ昇格のチャンスは残っており、三地域リーグの2位チームによるトップチャレンジ2に進み、ここで1位になればトップチャレンジ1と入替戦に出場できる。
 大阪府警察は、トップウェストAのセカンドステージで同じく無敗だった中部電力と東大阪市花園ラグビー場で激突し、20-18で歓喜の瞬間を迎えた。大阪府警察は昨シーズンにトップチャレンジ2を経験しているが、トップチャレンジ1と入替戦進出は初めて。警察官だけのチームが、日本最高峰であるトップリーグのチームにチャレンジするときが来た。
 釜石シーウェイブスと中部電力、そして九州電力キューデンヴォルテクス(キュウシュウA・2位)によるトップチャレンジ2は12月13日から始まる。
 そして、三菱重工相模原、大阪府警察、宗像サニックスブルース(キュウシュウA・1位)、トップチャレンジ2の1位チームが競うトップチャレンジ1は、来年1月10日からおこなわれる。

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