花園出場全55校決定！　記念大会枠は東海大相模、京都成章、広島工、筑紫！

　第95回全国高校ラグビー大会に出場する全55校が出そろった。
　11月23日までに全国47都道府県・51地区で予選がおこなわれ、代表校が決定。さらに、今年は記念大会枠として4チーム増枠することになっており、24日、その4校が発表された。吉報が届いたのは、東海大相模（関東・神奈川）、京都成章（近畿・京都）、広島工業（中国・広島）、筑紫（九州・福岡）。

　記念大会枠は、全国大会で過去10年間にベスト4入りの実績を持つ高校が所属する関東・近畿・中国・九州ブロックを対象に選考され（複数校が出場する東京都と大阪府は対象外）、推薦校を全国高体連ラグビー専門部の府県委員長が中心となって選び、24日の選考委員会で正式承認された。

　福岡県には全国高校大会で5回の優勝を誇る東福岡がおり、筑紫は1991年度大会を最後に花園から遠ざかっていた（今年度の県予選は準優勝）。京都成章は京都府予選決勝で伏見工業に5-7で惜敗し、東海大相模は神奈川県予選決勝で桐蔭学園に5-31で敗れていた。そして、広島県予選決勝で尾道に敗れた広島工業は、今月22日におこなわれた倉敷工業（岡山）との中国ブロック推薦選考試合を33-15で制し、花園への切符獲得が有力視されていた。

　そのほか、連覇を狙う東福岡は16年連続26回目の出場。春の全国選抜大会と夏の全国7人制大会を制して今季3冠をめざす東海大仰星（大阪第1）は3年連続16回目の冬の大舞台となる。初出場は函館ラ・サール（南北海道）、山形南（山形）、郡山北工業（福島）、東京朝鮮（東京第2）。魚津工業（富山）は35年ぶり2回目の花園だ。

　24日にはシード校（今大会はA・Bシードの区別なし）も発表され、東は國學院栃木（栃木）、流経大柏（千葉）、國學院久我山（東京第1）、桐蔭学園、西は東海大仰星、大阪桐蔭（大阪第2）、常翔学園（大阪第3）、石見智翠館（島根）、東福岡がシード校に選ばれた。

　第95回全国高校ラグビー大会は12月27日から1月11日まで東大阪市花園ラグビー場で開催される。3回戦までの組み合わせ抽選は12月5日におこなわれる。

＜2015年度　第95回全国高校ラグビー大会　出場校＞

【北北海道】北海道遠軽（2年ぶり10回目）
【南北海道】函館ラ・サール（初出場）

【青森県】　青森北（5年連続17回目）
【岩手県】　黒沢尻工業（4年ぶり27回目）
【宮城県】　仙台育英（20年連続22回目）
【秋田県】　秋田中央（2年連続10回目）
【山形県】　山形南（初出場）
【福島県】　郡山北工業（初出場）

【茨城県】　茗溪学園（4年連続21回目）
【栃木県】　國學院栃木（16年連続21回目）
【群馬県】　明和県央（3年連続6回目）
【埼玉県】　深谷（2年連続8回目）
【千葉県】　流経大柏（21年連続23回目）
【東京都1】 國學院久我山（2年連続40回目）
【東京都2】 東京朝鮮（初出場）
【神奈川県】桐蔭学園（2年ぶり14回目）
【山梨県】　日川（10年連続45回目）

【長野県】　岡谷工業（4年連続28回目）
【新潟県】　新潟工業（12年連続40回目）
【富山県】　魚津工業（35年ぶり2回目）
【石川県】　日本航空石川（11年連続11回目）
【福井県】　若狭（2年ぶり10回目）

【静岡県】　静岡聖光学院（2年連続4回目）
【愛知県】　春日丘（3年連続5回目）
【岐阜県】　関商工（5年連続36回目）
【三重県】　朝明（4年連続6回目）

【滋賀県】　光泉（5年連続7回目）
【京都府】　伏見工業（3年ぶり20回目）
【大阪府1】 東海大仰星（3年連続16回目）
【大阪府2】 大阪桐蔭（4年連続10回目）
【大阪府3】 常翔学園（3年ぶり34回目）
【兵庫県】　関西学院（4年ぶり6回目）
【奈良県】　天理（2年ぶり62回目）
【和歌山県】和歌山工業（3年ぶり21回目）

【鳥取県】　倉吉北（3年連続3回目）
【島根県】　石見智翠館（25年連続25回目）
【岡山県】　津山工業（2年連続24回目）
【広島県】　尾道（9年連続10回目）
【山口県】　萩商工（2年連続21回目）

【香川県】　高松北（2年連続10回目）
【徳島県】　つるぎ（3年ぶり24回目）
【愛媛県】　北条（2年連続5回目）
【高知県】　土佐塾（4年連続15回目）

【福岡県】　東福岡（16年連続26回目）
【佐賀県】　佐賀工業（34年連続44回目）
【長崎県】　長崎北陽台（2年連続15回目）
【熊本県】　荒尾・岱志（2年連続8回目）
【大分県】　大分舞鶴（30年連続54回目）
【宮崎県】　高鍋（5年連続23回目）
【鹿児島県】鹿児島実業（2年連続16回目）
【沖縄県】　コザ（2年連続14回目）

≪記念大会枠≫
■東海大相模（神奈川／25ぶり8回目）
■京都成章（京都／2年連続8回目）
■広島工業（広島／9ぶり32回目）
■筑紫（福岡／24ぶり5回目）