セブンズ 2015.11.07

サクラセブンズ、リオ五輪予選第1戦・香港大会初戦でカザフに勝利。

サクラセブンズ、リオ五輪予選第1戦・香港大会初戦でカザフに勝利。
運動量豊富に動いた桑井亜乃。(撮影/松本かおり)

 11月7日に始まったリオデジャネイロ五輪の女子7人制ラグビーアジア予選、第1戦・香港大会。サクラセブンズは初戦の対カザフスタンで苦しむも、7-5と白星で大会のスタートを切った。

 大一番への緊張感からか、動きの硬かった前半。終了間際には先制トライを奪われ、0-5のスコアでハーフタイムを迎えた。しかし、「入りが大事」と皆で声を掛け合って迎えた後半立ち上がり、相手反則で得たPKから次々に仕掛前へ。最後は右に大きく振って、小出深冬が左中間に同点トライを決めた。大黒田裕芽のコンバージョンも決まり、7-5と逆転。結局それが決勝点となった。試合終了間際は自陣深くに攻め込まれたが、粘り強く守り切った。

 トライを挙げた小出は「みんな緊張していたけど、これでほぐれたと思う」と笑顔を見せ、浅見敬子ヘッドコーチは「(緊張もあり)苦戦するのは想定内。自分も含めて硬かった。でも勝ち切れたのは大きい」と話した。
 初日は残り2試合、スリランカ、香港と戦う。

PICK UP