2019W杯の公式ロゴ発表! テーマは「ユニティ」 9月20日開幕!
ラグビーワールドカップリミテッド(RWCL)とラグビーワールドカップ2019組織委員会は27日、ロンドンで会見をおこない、4年後に日本で開催される同大会の公式ロゴと、開幕戦および決勝の日程を発表した。
大会公式ロゴは、ワールドラグビー(国際統括団体)のロゴを基調にし、日本のシンボルである富士山とライジングサン(昇る太陽)を配置。テーマは一体感や団結、結束を意味する「ユニティ」となった。ラグビーワールドカップにとっての新しいテリトリーである日本(アジア)とラグビー伝統国の選手、ファンが、「一体となって」ラグビーをグローバルスポーツにするためにアジアで初めての大会を「一緒に」創り上げること。日本の人々、そして全世界のラグビーファンがラグビーの精神を「共有」し、「団結」すること。そして開催都市を中心に日本全国が「結束」して、世界中から集まったラグビーファンをおもてなしし、素晴らしい体験をしてもらいたいという気持ちがこもっている。
2019年のラグビーワールドカップは9月20日(金)に開幕し、開会式と開幕戦は東京スタジアム(味の素スタジアム)でおこなわれる。そして参加する20チームが6週間にわたって熱戦を繰り広げ、11月2日(土)に横浜国際総合競技場で決勝を迎える。
大会日程などの詳細は現時点で未定だが、大会統括責任者のアラン・ギルピン氏は、「12の各会場で最低2試合をおこないたい」と語った。
2015年大会では日本代表が優勝候補だった南アフリカ代表を破るなどして3勝1敗という歴史的快挙を遂げ、ホストチームのイングランド代表はプールステージで敗退したものの、全試合がほぼ満員のスタジアムでおこなわれ、試合内容、大会運営、経済面などあらゆる点で過去最高のワールドカップと称賛されている。
RWCLマネージングディレクターのブレッド・ゴスパー氏は、「すべてが次回のラグビーワールドカップに向けて良い兆候」とコメントし、2019年の日本大会に大きな期待を寄せた。
「イングランドで開催されてきたワンダフルで記録破りのラグビーワールドカップは終わりに近づいているが、4年後にもう一度それを日本でやれることを楽しみに我々はスタートする。日本での大会は、過去のワールドカップにはなかったような本当に独特の大会になると思う。今大会で日本代表は素晴らしい活躍をし、世界中から称賛を得て、日本全国をこのラグビーという素晴らしいスポーツで魅了した。これらはすべて、次章への素晴らしいステップとなっている。我々は日本の皆さんにラグビーに夢中になってもらいたい。そしてラグビーワールドカップ2019を歴史に名を刻むくらいの大成功を収めるだけでなく、大会終了後もラグビーのレガシーや情熱を残してほしいと思っている」
ラグビーワールドカップ2019組織委員会の嶋津昭 事務総長も改めて気を引き締める。
「新しいトーナメントマークのテーマ“Unity”に非常に満足している。日本全国『一体感』を持って2019年に向けて盛り上げたい。開幕戦と決勝戦の日程も決定し、いよいよ準備も本格化していく。素晴らしい成功を収めているラグビーワールドカップ2015を参考にし、世界各国からのラグビーファンの皆様をおもてなしできるよう、着実に準備を進めていきたい」