豪州のポーコックとフォラウが戦列復帰! 元釜石のファーディーも準決勝先発
(Photo: Getty Images)
負傷のためラグビーワールドカップ準々決勝でプレーできなかったオーストラリア代表のルースFWデイヴィッド・ポーコックとFBイズラエル・フォラウが、25日に英国・トゥイッケナムでおこなわれるアルゼンチン代表との準決勝に出場することが明らかとなった。ふくらはぎを痛めていたポーコックはNO8で先発となり、足首の負傷から回復したフォラウは15番を着る。
準々決勝(対スコットランド/○35-34)の終盤に自らのパスをインターセプトされて絶望の文字がよぎったPRジェームズ・スリッパーだが、劇的な逆転勝利で希望をつなぎ、怪我のPRスコット・シオに替わって1番をつける。
主将のHOスティーブン・モーア、副将のFLマイケル・フーパーも準備OK。2009年から2011年まで釜石シーウェイブスに所属し、東日本大震災後は現地で被災者支援活動をおこなったことでも知られるFLスコット・ファーディーは、準々決勝に続いて今大会5試合目の先発となる。
スターティングメンバー15人のキャップ総数は876で、オーストラリア代表のワールドカップ史上最多キャップのチームとなる。
準々決勝ではフォラウの代わりにFBで活躍した万能BKのカートリー・ビールはベンチで待機する。
「ワラビーズ」という愛称を持つオーストラリア代表は前回大会は3位だった。現在の世界ランキングは2位で、16年ぶり3回目の優勝をめざす。
マイケル・チェイカ ヘッドコーチは会見で、「25日の試合は大舞台。選手にとってはスコットランド戦を上回るプレーを見せる絶好のチャンスになる。オーストラリア人が代表を誇りに思うような試合をしたい」と語った。
1. James Slipper 2. Stephen Moore(主将) 3. Sekope Kepu 4. Kane Douglas 5. Rob Simmons 6. Scott Fardy 7. Michael Hooper 8. David Pocock 9. Will Genia 10. Bernard Foley 11. Drew Mitchell 12. Matt Giteau 13. Tevita Kuridrani 14. Adam Ashley-Cooper 15. Israel Folau
〔控え選手〕
16. Tatafu Polota-Nau 17. Toby Smith 18. Greg Holmes 19. Dean Mumm 20. Ben McCalman 21. Nick Phipps 22. Matt Toomua 23. Kurtley Beale