ワールドカップ 2015.08.27

カドモアはカナダ史上5人目のW杯4大会出場へ 18人が初挑戦

カドモアはカナダ史上5人目のW杯4大会出場へ 18人が初挑戦

RWC2015CANADA

前回のW杯でトンガ代表を倒し、ファンと喜ぶカナダ代表のジェイミー・カドモア
(Photo: Getty Images)

 ラグビーワールドカップ2015に挑むカナダ代表のキアラン・クローリー ヘッドコーチは26日、最終登録メンバー31名を発表した。

 主将に任命されたのは、所属するオスプリーズ(ウェールズ)でリーダーシップグループに入っている24歳のNO8/FLタイラー・アードロン。2012年に代表デビューした若大将はワールドカップを経験したことはなく、彼を含む18人が大舞台に初めて立つ。スコッド31人の合計キャップ数は650(平均約21キャップ)と少ないが、LOジェイミー・カドモアはカナダ史上5人目となる4回目のワールドカップ出場だ。3回目のHO/NO8アーロン・カーペンターとユーティリティBKのDTHファンデルメルヴァ、前回大会で奮闘したFLジェブ・シンクレアなど経験豊富な選手はおり、今春の東京セブンズでニュージーランドを倒して4強入りを果たした7人制カナダ代表の主将、FLジョン・ムーンライトも頼もしい。

 17歳のときから7人制と15人制の国際舞台を経験してきたヤングスターのWTBテイラー・パリスは負傷のため選出されなかった。

 カナダは今夏のパシフィック・ネーションズカップで4戦全敗し、現在の世界ランキングは18位だが、ワールドカップでは通算7勝しており、1991年の第2回大会ではベスト8に入った歴史を持つ。今回はプールDで、ヨーロッパ勢のアイルランド、フランス、イタリア、そしてルーマニアと対戦する。

<RWC 2015 カナダ代表>

【FW】
Ray Barkwill(オンタリオ)、Aaron Carpenter(コーニッシュ/イングランド)、Benoit Piffero(アトランティック)、Hubert Buydens(プレイリー・ウルフ・パック)、Jason Marshall(アジャン/フランス)、Djustice Sears-Duru(オンタリオ)、Andrew Tiedemann(プレイリー・ウルフ・パック)、Doug Wooldridge(オンタリオ)、Brett Beukeboom(コーニッシュ/イングランド)、Jamie Cudmore(クレルモン/フランス)、Evan Olmstead(グレイターシドニー/豪州)、Nanyak Dala(プレイリー・ウルフ・パック)、Kyle Gilmour(ロザラム/イングランド)、John Moonlight(オンタリオ)、Jebb Sinclair(ロンドン・アイリッシュ/イングランド)、Tyler Ardron(主将/オスプリーズ/ウェールズ)、Richard Thorpe(ロンドン・ウェルシュ/イングランド)

【BK】
Phil Mack(BCベアーズ)、Jamie Mackenzie(オンタリオ)、Gordon McRorie(プレイリー・ウルフ・パック)、Nathan Hirayama(BCベアーズ)、Liam Underwood(オンタリオ)、Nick Blevins(プレイリー・ウルフ・パック)、Connor Braid(BCベアーズ)、Ciaran Hearn(アトランティック)、Conor Trainor(BCベアーズ)、Jeff Hassler(オスプリーズ/ウェールズ)、Phil Mackenzie(セール/イングランド)、DTH van der Merwe(スカーレッツ/ウェールズ)、Matt Evans(コーニッシュ/イングランド)、Harry Jones(BCベアーズ)

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