南ア代表入りしたライオンズCTBマプーも来日　クボタ入り発表！

　来月17日開幕のラグビーチャンピオンシップ（南半球4か国対抗戦）に臨む南アフリカ代表に選出され、ワールドカップスコッド入りの可能性もあるCTB/WTBライオネル・マプーが、ジャパンラグビートップリーグのクボタスピアーズに加入することが明らかになった。29日、クボタが正式発表。

　マプーはチームを通じ、「私はクボタスピアーズでプレーすることをとても楽しみにしています。全力でチームの躍動に貢献したいと思います。また、長年夢見てきた他国でのプレーを日本という素晴らしい国で実現できることに、とても感激しています。日本は素晴らしい国だと聞いていますし、日本の文化や歴史に触れる機会をとても楽しみにしています」とコメントを発表した。

　マプーはセブンズ代表として活躍していた2009年頃から頭角を現し、スピード、パワー、スキルを備えたこの男をめぐって、スーパーラグビーのチーターズ、シャークス、ライオンズが争奪戦を繰り広げて裁判沙汰になったことがあるほどの有能選手。近年は怪我に苦しむことも多かったが、今年はライオンズのラインブレイカーとして実力を発揮し、最後までプレーオフ進出を争ったチームの中心的存在だった。

　来月に27歳の誕生日を迎えるマプーは、まだテストマッチを経験していないが、負傷したひざが回復すれば、7月か8月に南ア代表初キャップを獲得するかもしれない。