海外 2015.05.22

リーチがチーフス勝利に貢献! 南ア首位ブルズ下しプレーオフに前進

リーチがチーフス勝利に貢献! 南ア首位ブルズ下しプレーオフに前進

M Leitch

ブルズ戦で突進するリーチ マイケル(Photo: Getty Images)

 日本代表主将のリーチ マイケル(東芝)が所属するチーフスは22日、地元ニュージーランドのロトルアでブルズ(南アフリカ)とスーパーラグビー第15節を戦い、34-20で逆転勝ちした。

 リーチはNO8でフル出場。献身的なプレーを続け、フルタイムを知らせるホーンが鳴ったあとのラストアタックでは、2人のタックラーをかわしてのオフロードパスでチーム5トライ目を演出した。

 プレーオフ進出を激しく争うチーム同士の戦い。
 チーフスは序盤、2回続けて自陣インゴールでのバウンドボール処理に失敗し、連続トライを奪われたが、10-15で迎えた前半27分、敵味方にめまぐるしくボールが動いた末のカウンターアタックでWTBブライス・ヒームがゴールへ駆け抜け、同点に追いついた。
 そして後半13分にSHオーガスティン・プルーが抜け出し逆転。その直後には、SOダミアン・マッケンジーのビッグゲインからチーム4トライ目が生まれ、ボーナスポイントを獲得した。
 チーフスは終盤、FLサム・ケインがシンビンで10分間退出している間に1トライを返されたものの、前述のとおりリーチのファインプレーもあって最後にWTBティム・ナナイ=ウィリアムズがトライを挙げ、連敗を2で止めた。

 チーフスは9勝4敗(勝点44)となり、上位6チームが出場できるプレーオフに近づいた(現在4位)。
 一方のブルズはニュージーランド遠征連敗で7勝6敗(勝点35)となり、南ア・カンファレンス首位の座が危うくなった。あす試合をおこなうストーマーズとライオンズの結果次第では、南アトップの座を明け渡し、総合順位でも7位以下に転落する可能性がある。

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