常翔学園、京都成章、御所実がワールドユース8強入り! 東福岡はA組最下位
(撮影:Hiroaki.UENO)
9か国・地域の強豪高校が福岡のグローバルアリーナに集い、熱戦が繰り広げられている「サニックス ワールドラグビーユース交流大会 2015」は、5月2日までに予選リーグの全試合がおこなわれ、準々決勝に進出する8チームが決まった。
国内勢で8強入りしたのは3チーム。常翔学園(大阪)、京都成章(京都)、御所実業(奈良)がプール2位通過で優勝争いに残った。2日、プールBの常翔学園は尾道(広島)に40-7で快勝し、京都成章は佐賀工業(佐賀)とのC組2位決定戦に27-3で勝利、プールDの御所実は長崎北陽台(長崎)に26-17で競り勝っている。
昨季全国タイトル3冠獲得を遂げ、今春の全国高校選抜大会でベスト8だった地元チームの東福岡は、1勝1敗で迎えたプールAの最終戦で流経大柏(千葉/選抜ベスト4)に21-24で逆転負けし、まさかのプール最下位で9〜16位トーナメントへ回ることとなった。
同組2位通過は昨年のロシア王者であるエニセイ-STM。エニセイは大会2日目に東福岡を苦しめながら17-19で敗れており、1勝2敗で日本勢と並んだものの(同組では南アフリカのポールルースジムナジウムが全勝)、ボーナスポイントの差でロシアチームが上回り、東福岡と流経大柏は8強入りを逃した。
ロシアのチームがこの大会に参加するようになったのは2013年の第14回大会からで、そのときも出場していたエニセイ-STMの最終順位は13位だった。2011年にラグビーワールドカップ初出場を果たしたロシアの若い選手たちが育ってきている証拠だ。
順位決定トーナメントは3日から6日までおこなわれる。
※ 4トライ以上獲得、または、7点差以内の負けでボーナスポイント1点が与えられる。
※ 同リーグで2チームが勝点で並んだ場合、当該チーム対戦の勝者が上位。
<サニックス ワールドラグビーユース交流大会 2015/順位決定トーナメント>
▼1〜8位決定トーナメント 1回戦(5月3日)
・11:00 ポールルース(南アフリカ) vs. 御所実(奈良)
・12:20 トルロ(イングランド) vs. 京都成章(京都)
・14:00 スコッツ(ニュージーランド) vs. 常翔学園(大阪)
・15:20 ブリスベン(オーストラリア) vs. エニセイ(ロシア)
▼9〜16位決定トーナメント 1回戦(5月3日)
・11:00 流経大柏(千葉) vs. ペクシン(韓国)
・12:20 尾道(広島) vs. アールマリオット(カナダ)
・14:00 佐賀工(佐賀) vs. ジエングオ(中華台北)
・15:20 長崎北陽台(長崎) vs. 東福岡(福岡)