海外
2015.03.02
元U19最優秀選手に新たな試練。 フルーエン、骨折で今季SR復帰絶望的
今季クルセイダーズの注目選手だったロビー・フルーエン(C)Getty Images
IRB(現ワールドラグビー)の2007年U19最優秀選手に選ばれた翌年、リウマチ熱が原因の心臓病に苦しみ、オールブラックスへの扉が遠のいたロビー・フルーエン。生死の淵をさまよった大病を克服してフィールド復帰し、ハリケーンズ、クルセイダーズ、チーフスと渡り歩き、今年から再びクルセイダーズのジャージーを着て、スーパーラグビー開幕から3試合連続で先発出場していたが、負傷で同大会の残り試合に参加するのは絶望的となった。
26歳になった大型CTB/WTBのフルーエンは、2月28日のチーフス戦で右腕を骨折。所属するクルセイダーズはきょう月曜日、プレートを挿入する手術を受けたことを明らかにし、回復までおよそ5か月かかるとの見通しを示した。
今年のスーパーラグビーはプレーオフ決勝が7月4日のため、フルーエンの大会復帰はほぼ不可能である。
2013年には2度目の開心術を受けた。強い精神力で何度も復活したフルーエンだが、新たな試練に直面し、再びつらい時を過ごすこととなる。
クルセイダーズのバックラインには、NECでの日本シーズンを終えて現在は2軍で調整中のネマニ・ナドロが戻ってくる予定。