国内
2015.01.30
南ア・ストーマーズのヘッドコーチ、神戸製鋼の指揮官に就任へ
神戸製鋼のヘッドコーチに就任することが明らかになったアリスター・クッツィエ氏(写真右)。
左は、サントリーでの戦い終了後にストーマーズでプレーするスカルク・バーガー(Photo: gettyimages)
左は、サントリーでの戦い終了後にストーマーズでプレーするスカルク・バーガー(Photo: gettyimages)
神戸製鋼コベルコスティーラーズの来季ヘッドコーチに、スーパーラグビーのストーマーズ(南アフリカ)で現在指揮を執っているアリスター・クッツィエ氏が就任することが明らかになった。正式発表はまだおこなわれていないが、30日、南アメディアの『SuperSport』や『SA RUGBY』(電子版)などが報じた。
2014-2015年シーズンに神戸製鋼のヘッドコーチを務めたギャリー・ゴールド氏は退団が決まっており、シャークス(南ア)のディレクターに就任している。
クッツィエ氏は選手時代にスクラムハーフとして活躍し、非白人による南ア代表のキャプテンを務めたことがある。指導歴は約20年。2007年ワールドカップでは南ア代表のアシスタントコーチを務め、世界一に貢献した。2010年にはストーマーズのヘッドコーチ就任1年目でスーパーラグビー準優勝を遂げ、母体のウェスタン・プロヴィンスをカリーカップ(国内最高峰リーグ)ファイナルに導き、南アの年間最優秀コーチ賞を受賞。スーパーラグビーのタイトルはまだ獲得していないが、カリーカップでは2回優勝を果たしている。
カラード南ア人のなかで最も優れたラグビー指導者といわれており、スプリングボックス(南ア代表)の次期ヘッドコーチの有力候補でもある。
5月に52歳となるクッツィエ氏は、今年のスーパーラグビー終了後に神戸製鋼に加わる予定。