ワールドカップ
2014.12.22
優勝請負人だ! 軍師ウェイン・スミス、NZ代表コーチングスタッフ再加入
ワールドカップ連覇を狙うオールブラックスに、名コーチが帰ってくる。ニュージーランドラグビー協会は22日、2015年のオールブラックスのコーチングスタッフに、ディフェンス指導のスペシャリストであるウェイン・スミス(57歳)が加わると発表した。
スミスは2011年ワールドカップでニュージーランド代表のアシスタントコーチを務め、優勝に貢献したひとり。2012年からはチーフスのコーチングチームに加わり、スーパーラグビー初優勝と連覇に深くかかわった人物だ。クルセイダーズで指揮を執っていた1998年と99年にもスーパーラグビーのタイトルを手にしており、2000年から2シーズン、オールブラックスでヘッドコーチを務めた経験もある。その後、イングランドクラブのノーサンプトン・セインツでも手腕を発揮し、2004年から再びニュージーランド代表のコーチに携わり、グレアム・ヘンリー ヘッドコーチ(当時)を約8年間支えてワールドカップ優勝を成し遂げたのだった。
2012年には、自国開催ワールドカップ(2015年大会)を控えたイングランドが招へいに動いたと言われているほどの優れた指導者であるウェイン・スミス。豊富な知識と経験はこれからも母国ラグビー界に注ぐことを決め、カンタベリーの選手時代からよく知っているスティーヴ・ハンセン(現オールブラックス ヘッドコーチ)をサポートする。