国内 2014.11.27

南ア最優秀コーチ、東芝コーチングスタッフ入りか!?

南ア最優秀コーチ、東芝コーチングスタッフ入りか!?

 2013年の南アフリカ最優秀コーチに選ばれたジミー・ストーンハウス氏(50歳)が、来季は活躍の場を日本に移すかもしれない。南アメディアの『Netwerk24』などは27日、同国のピューマズで7年間指揮を執り、7人制ロシア代表や南アプレジデンツXVでもヘッドコーチを務めたことがあるストーンハウス氏が、東芝ブレイブルーパスからオファーを受けていると報じた。
 東芝のジョセフ・バラカットFWコーチと親しく、今月上旬、来日していたという。

 ストーンハウス氏は地元メディアに対し、東芝からコーチ就任に関する話があったことを認め、「いいオファーをもらい、考えているところだ。しかし、決断するのは非常に難しい。ピューマズには長年良くしてもらった」と語っている。ユースの指導者時代を含めると、1990年から関わってきたピューマズには深い愛がある。それでも、「長い間同じところにとどまっていては成長しない。私にとって決断の時かもしれない」と複雑な胸の内を明かした。

 フッカーだったストーンハウス氏は選手としては大成せず、20代前半で指導者の道へ。高校やユースチームなどで経験を積み、2000年にはU19ロシア代表のヘッドコーチを務めるかたわら、7人制ロシア代表でも手腕を発揮し、翌年のラグビーワールドカップ・セブンズ出場に導いた。2013年には国内2部リーグの選抜メンバーで編成した南アフリカ・プレジデンツXVで指揮を執り、IRBトビリシカップでグルジア代表などを破って優勝。同年は、ピューマズの2部リーグ制覇と1部昇格も果たし、スプリングボックス(南ア代表)のハイネケ・メイヤー ヘッドコーチらを抑えて年間最優秀コーチ賞に輝いた。

 資金力に乏しくスター選手がいないピューマズを鍛え、今年は国内最高峰リーグのカリーカップ(プレミアディビジョン)でチーターズやシャークスといったビッグクラブからも勝利をあげ、8チーム中6位だった。

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