海外
2014.10.01
最新ギルバートボール 欧州チャンピオンズカップでも公式球に
北半球最強クラブを決める戦いが今月17日から始まる。「ハイネケンカップ」として長年親しまれてきた大会は「ヨーロピアンラグビー・チャンピオンズカップ」と名称を変え、プレミアシップ(イングランド)、トップ14(フランス)、そしてプロ12(ウェールズ、スコットランド、アイルランド、イタリアの合同リーグ)から前年度成績をもとに計20チームが集い、栄冠を争う。
4チームずつ5組に分かれてのプールステージは来年1月下旬までおこなわれ、ノックアウトステージは4月にキックオフ、決勝は5月2日にトゥイッケナムスタジアム(イングランド)で開催される予定だ。
大会を運営・管理するEPCR(ヨーロピアン プロフェッショナル クラブ ラグビー)は今週、ボールのオフィシャルサプライヤーにギルバート社を選んだと発表した。
開発に2年を費やしたといわれるギルバートの新しいボール“MATCH XV”は、繊細さや耐久性を損なうことなく、特に表面が進化。空気弁の位置と重さを統一し、表面の凹凸のパターンも一定にして重さと形が安定した。改良でより持ちやすくなり、水のはじきも向上したという。
チャンピオンズカップだけでなく下部大会のチャレンジカップでも公式球として使用される。
現在、ギルバートのボールは、ジャパンラグビートップリーグやスーパーラグビー、プレミアシップ、トップ14など世界中の多くの主要リーグで使われており、2015年のラグビーワールドカップでもMATCH XVが熱戦を支える。