セブンズ
2014.08.04
男子セブンズ学生日本代表主将は高森 SSAでもリーダーシップ発揮
セブンズでも楽しみな存在の高森一輝(撮影:松本かおり)
第6回世界学生選手権(8月8〜10日/ブラジル・サンパウロ)に向けた男子7人制学生日本代表では、クボタの新人、高森一輝が主将を務める。7人制でのプレー経験は浅いが、流経大柏高、流経大で主将だった経験を還元したい。
大学生、大学院生に加えて卒業2年以内の大学既卒者も出場できる同大会。今季から日本最高峰のトップリーグにも挑む社会人1年目の高森が、メンバー12名中6名が大学生という若いチームを引っ張る。男子セブンズ代表のコアメンバー(常時選出が容易)も参加していた7月31日〜8月4日の第6回セブンズシニアアカデミーでも、高森は積極的に発言。周囲の耳目を集めていた。
「チームスポーツは意思疎通がないといけない。練習の精度を高めるうえでも、声は大事。ラグビーだけではなく、全てのスポーツにおいて一番大切なことだと思います。コアメンバーの人はすごくコミュニケーションを取ってくれるけど、学生だけだと声が少ないなと思った。経験のある自分が声を出さなきゃいけない」
15人制ではFLやNO8として、接点での下働きに注力する。今春、デベロップメントチームの一員として出たジャパンセブンズ(6月8日/東京・秩父宮ラグビー場)で「セブンズの楽しさを知った」という。
「15人制とは違って密集が少なく、1人ひとりの攻められるエリアが広い。僕は、仕事量と接点で前に出るプレーを。うまくいかないことも多いですけど、うまくいかないから止めるというのは悔しい。今回のことは15人制の日本代表にもつながると思う。まずは7人制の日本代表を目指したいです。先頭に立って何かをするのは勇気、自信がいること。高校、大学で主将をしていたことは活かせると思います」
(文:向 風見也)