各国代表 2014.08.03

南ア代表に主将デヴィリアス復帰 ポラードは南半球4か国対抗で10番争う

南ア代表に主将デヴィリアス復帰 ポラードは南半球4か国対抗で10番争う

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ダミアン・デアリエンデ(中央)、待望のスプリングボックスデビューへ
(Photo:Anne Laing / HSM Images)

 南アフリカラグビー協会は2日、今月16日開幕のラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)に臨む代表スコッド30選手を発表した。
 膝の故障で6月のテストマッチシリーズを欠場していた主将のCTBジャン・デヴィリアスが復帰。PRテンダイ・ムタワリラ、PRフランス・マルヘーベ、LOエベン・エツベス、SO/FBパトリック・ランビー、CTB/WTBダミアン・デアリエンデも怪我から回復してスコッドに名を連ねた。デアリエンデとSHコーバス・レイナーの2人はまだテストマッチデビューしておらず、10月4日まで開催される同大会で初キャップ獲得を目指す。

 6月のスコットランド代表戦で足首を痛め、年内のプレーは絶望的なSHフーリー・デュプレア(サントリー)や、同じく足首が万全の状態ではないCTBジャック・フーリー(神戸製鋼)のほか、WTB/CTBのJP・ピーターセン(パナソニック)、FLスカルク・バーガー(サントリー)、UBフランソワ・ステイン(東芝)といった日本のトップリーグチームに所属する選手たちは選ばれなかった。しかし、ヨーロッパを拠点とするWTBブライアン・ハバナ(トゥーロン)などはメンバー入りし、5年ぶりの南半球王座奪還を目指すスプリングボックスのキーマンとなる。

 来年のワールドカップも頭に入れているハイネケ・メイヤー ヘッドコーチは、6月にIRB(国際ラグビーボード)年間最優秀ジュニア選手賞を受賞した20歳のSOハンドレ・ポラードや、21歳のLOルーダヴェイク・デヤガーなど成長著しい若い選手もスコッドに入れ、南ア代表歴代最多(113)キャップ保持者の伝説的LOヴィクター・マットフィールドなどから多くを学ばせるつもりだ。

 LOピーター=ステフ・デュトイ(シャークス)、LOフリップ・ファンデルメルヴァ(ブルズ)、FL/NO8アルノ・ボタ(ブルズ)、NO8ピエール・スピース(ブルズ)は負傷中のため、選考の対象外とされた。

 8月16日の開幕節。IRB世界ランキング2位の南アフリカ代表は、ホームのプレトリアで同12位のアルゼンチン代表と対戦する。オーストラリア代表との第1戦は第3節の9月6日(パース)で、ニュージーランド代表との今季初対決は第4節の同月13日(ウェリントン)だ。

<ラグビーチャンピオンシップ 2014 南アフリカ代表>

【FW:17】
ガースロ・スティアンカンプ(トゥールーズ/フランス)、ヤニー・デュプレッシー(シャークス)、テンダイ・ムタワリラ(シャークス)、トレヴァー・ニャカニ(チーターズ)、フランス・マルヘーベ(ストーマーズ)、スカルク・ブリッツ(サラセンズ/イングランド)、ビスマルク・デュプレッシー(シャークス)、アドリアーン・ストラウス(チーターズ)、ヴィクター・マットフィールド(ブルズ)、バッキース・ボタ(トゥーロン/フランス)、エベン・エツベス(ストーマーズ)、ルーダヴェイク・デヤガー(チーターズ)、ヴィレム・アルベルツ(シャークス)、フランソワ・ロウ(バース/イングランド)、マルセル・クッツィエ(シャークス)、オウパ・モホジェ(チーターズ)、デュアン・フェルミューレン(ストーマーズ)

【BK:13】
ルアン・ピナール(アルスター/アイルランド)、フランソワ・ホーハート(ブルズ)、コーバス・レイナー(シャークス)、モルネ・ステイン(スタッド・フランセ/フランス)、パトリック・ランビー(シャークス)、ハンドレ・ポラード(ブルズ)、ジャン・デヴィリアス(ストーマーズ)、ダミアン・デアリエンデ(ストーマーズ)、ヤン・サーフォンテイン(ブルズ)、ブライアン・ハバナ(トゥーロン/フランス)、ルワジ・ンヴォヴォ(シャークス)、コーナル・ヘンドリクス(チーターズ)、ヴィリー・ルルー(チーターズ)

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