国内 2014.06.03

早大を厳しく律すLO大峯主将 「120パーセントに頼るのではなく…」

早大を厳しく律すLO大峯主将 「120パーセントに頼るのではなく…」

waseda captain

関東大学春季大会、中央大戦での大峯功三(写真中央)
(撮影/松本かおり)

 昨季は関東大学対抗戦A2位、大学選手権準優勝に終わった早大は、6季ぶりの大学日本一を狙う。「矢印はずっと、僕たち自身に向けている。どうやったらもっと強くなれるのか、と」。こう強く言い切るのは、LO大峯功三主将である。東筑高出身、身長182センチ、体重94キロのバイプレイヤーだ。前年度は先発に定着できなかったものの、自分への厳しさと求心力の高さで信頼を集めている。

 昨季の対抗戦と関東大学リーグ戦の上位3チームによる関東大学春季大会Aグループでは、現在、開幕3連勝中。しかし、LO大峯主将は試合終盤に頻発するエラーやペナルティを反省し、「ああいうところでどれだけ厳しいプレーができるか。もっと突き詰めないと」と気を引き締める。

「自分自身(選手個々)が強くならないといけない。それは皆、わかっている。いま、A(主力組)とB(控え組)に分かれて練習をしているんですけど、Bがトップリーグや帝京並のディフェンス、アタックをしてくるのに対し、Aが立ち向かう。そういう雰囲気を作る。試合には、日頃の練習(の成果)が出ると思うので。最後の最後にしか出ない120パーセントの力に頼るんじゃなく、日頃の練習から見つめ直したいですね」

 15日に石川・西部緑地公園陸上競技場での慶大(対抗戦A・昨季3位)戦、そして22日には、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場での帝京大(対抗戦A・昨季1位)戦を控えている。リーダーとして臨む今年度と過去の心境を比べ、こう笑っていた。

「今年は(チーム全体が)いい練習ができたときは充実しているし、悪い練習だったときは『もっとできたかな』と考える。全然、違いますね。いままでは『自分が』だったので。ただ、僕が思っていることとチームが思っていることは一緒だとも思っていて。『自分が強くなってレギュラーを取るためにはどうしたらいいか』と『チームが強くなるためにはどうしたらいいか』は、頑張る方向が一緒というか。それを皆も理解してくれているし、それを達成するために頑張るし。だから、いろいろと考えることはありますけど、やりやすいですね」

(文/向 風見也)

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