国内 2014.04.25

大東大NO8長谷川、王者に再び挑む 27日に春季大会・帝京大戦

大東大NO8長谷川、王者に再び挑む 27日に春季大会・帝京大戦

hasegawa

長谷川崚太(撮影:KOICHI HIRAYAMA)

 関東大学リーグ戦1部で昨季3位の大東大は27日、関東大学春季大会の初戦に挑む。東京・帝京大グラウンドで大学選手権5連覇中の帝京大と対戦。挑戦を心待ちにするのは、NO8長谷川崚太。ルーキーイヤーに20歳以下日本代表入りするなど、注目を集めてきた3年生だ。

 大学ラグビー界有数の身体能力を誇る。昨季の記録で「身長188センチ、体重99キロ」という巨躯で、50メートルを5秒台後半で走る。今月14日、東京・秩父宮ラグビー場での東日本大学セブンズでも力を発揮する。立正大(同リーグ戦1部・昨季7位)とのチャンピオンシップトーナメント1回戦では、後半3分、大きく弧を描くようなコース取りで相手守備網を置き去りにした。そのままペナルティトライを奪った。「横のスペースがあったので」と控えめに振り返った。

 帝京大とは、昨季の大学選手権セカンドステージ第3節(2013年12月22日・秩父宮)で直接対決。試合は19−76で大敗し、「アタックで前に出れなくて、ディフェンスでも1対1で負けたところが多かった」。再戦に向け、こう意気込む。

「今年は身体もでかくなった。チームでやっている攻めのディフェンスが試合の勝敗を決める。自分がどれだけできるか。冬のシーズンに向けて自信をつけて、国立(大学選手権4強以上)でプレーできるようにしたいです。(代表関連の活動に関しては)最近は大学のことで精一杯で…。呼ばれたら一生懸命、頑張りたいです」

(文・向 風見也)

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