大阪桐蔭はセンバツ連覇ならず! 東海大仰星の準々決勝相手は春日丘
第15回全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会は4月3日、埼玉・熊谷ラグビー場で各予選リーグの最終戦がおこなわれ、決勝トーナメントに進む8チームが決定した。
今年1月に花園で全国高校大会のファイナルを戦った東海大仰星(大阪)と桐蔭学園(神奈川)はともに8強入り。冬春連覇を狙う東海大仰星は流経大柏(千葉)とのFグループ全勝対決を29−12で制し、Dグループ1位をかけて京都成章と対戦した桐蔭学園は、終盤に3連続トライを奪って逆転し、22−19で準々決勝への切符を手にした。
昨年のセンバツ優勝チームである大阪桐蔭(Hグループ)は、東海チャンピオンの春日丘(愛知)に7−34で敗れ、今大会から姿を消した。
再びの全国制覇を目指す九州王者の東福岡(Bグループ)と名門・國學院久我山(東京/Eグループ)は、ともに3戦全勝で予選リーグを突破。
Aグループでは、中国地区代表の尾道(広島)が36−0で深谷(埼玉)に快勝し、2010年大会以来のベスト8入りを決めている。
Cグループを制したのは國學院栃木。予選リーグ最終戦で同じく無敗だった報徳学園(兵庫)と対戦し、31−15で下した。國學院栃木は春のセンバツで初の8強入りだ。
そしてGグループは、大阪朝鮮と筑紫(福岡)が2勝1分で並んだが、3日の試合で函館ラ・サール(北海道)に81−7で大勝した大阪朝鮮が得失点差で筑紫を上回り、決勝トーナメントに駒を進めた。
予選リーグ全試合終了後、決勝トーナメントの抽選がおこなわれ、1回戦(準々決勝)の対戦カードは、「東福岡×尾道」、「春日丘×東海大仰星」、「國學院栃木×大阪朝鮮」、「桐蔭学園×國學院久我山」となった。
<決勝トーナメント 1回戦/4月4日>
・東福岡(福岡) vs. 尾道(広島) …A
・春日丘(愛知) vs. 東海大仰星(大阪) …B
・國學院栃木(栃木) vs. 大阪朝鮮(大阪) …C
・桐蔭学園(神奈川) vs. 國學院久我山(東京) …D
<準決勝/4月6日>
・Aの勝利チーム vs. Bの勝利チーム
・Cの勝利チーム vs. Dの勝利チーム
<決勝/4月7日>