やったぜ７人制日本代表、コア昇格！　来季ワールドシリーズにフル参戦決定！

　瀬川智広ヘッドコーチ率いる男子セブンズ日本代表が、7人制ラグビーの世界最高峰サーキット「セブンズ ワールドシリーズ 2014-2015」にフル参戦できる権利をつかんだ。

　3月28日から開催されてきた香港セブンズで、ジャパンは“コアチーム昇格決定大会”に臨み、予選プールを圧倒的強さで勝ち上がりノックアウトステージに進出。29日の準々決勝でチュニジアを38-7で下し、ロシアとの準決勝（30日）は14点ビハインドから延長戦に持ち込み、19-14で制した。

　そして、その激闘から約3時間半後の決勝で、イタリアと対戦。
　開始2分間で、ベテランFWの桑水流裕策が連続トライをあげて勢いに乗ったジャパンは、前半終了前にはブレイクダウンでボールをもぎ取り、坂井克行キャプテンが3トライ目。
　19-0で迎えた後半早々には福岡堅樹がゴールへ駆け抜け、イタリアの反撃を1トライに抑え、26-5で悲願を達成した。

　これで来季は、ニュージーランドや南アフリカなど世界強豪国とともに、半年以上にわたってセブンズワールドシリーズを戦える。2016年のオリンピック（リオデジャネイロ大会）でメダル獲得を目指す日本にとって、最高の強化の場となるのは間違いない。