セブンズ 2014.03.03

日本ラグビー協会 セブンズワールドシリーズ日本大会の継続開催を熱望

日本ラグビー協会 セブンズワールドシリーズ日本大会の継続開催を熱望

WS

セブンズワールドシリーズの優勝カップ
(撮影:松本かおり)

 日本ラグビーフットボール協会は3日、2015-2016年シーズン以降の「IRBセブンズワールドシリーズ」の開催地に立候補したことを明らかにした。立候補(開催意志の表明)は2月28日に締め切られ、今年6月27日までに開催計画書を提出して正式な入札となる。2015-2016年シーズンの「IRBセブンズワールドシリーズ」の開催地は、今年10月の国際ラグビーボード(IRB)の執行理事会で決定される。

 セブンズワールドシリーズはIRBが主催する7人制ラグビーの国際サーキットで、1999年に創設された。世界各地で行われる大会ごとに成績に応じたポイントが与えられ、シリーズを通じた総ポイント数でシリーズチャンピオンを決定する。2012-2013年シーズンは世界149の国と地域で総計4500時間以上テレビ放映され、テレビ視聴記録は8年前の総計300時間から大幅に伸びているという。

 今シーズンは世界5大陸の9都市で大会を開催。第6ラウンドは東京セブンズとなっており、3月22〜23日に秩父宮ラグビー場で行われる。ワールドシリーズで日本大会(東京セブンズ)が開催されるのは2012年から3年連続で、来春も開催されることが決まっている。

 日本ラグビー協会の矢部達三専務理事は今回の立候補に関し、「セブンズは2016年のリオデジャネイロオリンピックから実施される最も新しいオリンピックスポーツであり、2020年の東京オリンピックでも行われることが決まっています。このため、弊協会では、セブンズの普及と強化は極めて重要な使命だととらえています。世界のトップチームが集うIRBセブンズワールドシリーズの大会を2015-2016年シーズン以降も継続して日本国内で開催していくことは、国内でのセブンズの一層の普及に向けた認知度、人気度向上に不可欠だと考えています」とコメントを発表した。

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